クルマは文化! スズキアリーナ須磨サーキットミーティング

BESPOKE TECHNOLOGYの上田さんからお誘いをいただいたスズキ兵庫さまのイベントに出展してきました。

https://www.suzuki.co.jp/dealer/28107951.hyogo-suzuki/blog/detail/?id=8480

取り急ぎ会場の様子のダイジェスト。超適当バージョンです。

ちなみにBESPOKEというのは、「靴や服を特注で仕立てる」カスタムメイドという意味で、その名の通り、新進気鋭のサスペンションメーカー。ショップ様に特注品を仕立てています。当社の敵(笑)でもあり、同業者仲間でもあります。

お誘いをいただき、会場に到着すると…

http://eurocup.blog.jp/

TWO & FOURさま主催の有名なイベント、ユーロカップと同日開催になっていました。

同行したシルクロードのベテラン営業マン、別名サモハンはこのイベントの元常連サポートスタッフ。元々、うちの古い社員の大半は、ラリー時代に、奈良県のチームあすかに所属しており、TWO & FOURの起業人の岡波さまも一緒だったことのつながり。早朝から馴染みの検査官の方と談笑。

そろそろ仕事の邪魔です。私たちも出展準備しましょう。

到着して気づきました。関西の有名K-CARショップ&メーカーのKCテクニカさんと、NEWSさんも同時出展。当社はデモカーが無いので、真ん中に「SECTION」として出展させてもらいました。

活気ありますね~。かなりの台数でした。主にスイフトとアルト。

この光景、なかなかありえない!でも嬉しい!国産車のスイフトやアルトワークスの反対外にフェラーリーが並んでいます。

このオレンジのクルマなんて、名前すら分かりませんでした。あとでエンブレムをみると、”まくらあれん”、とありました。一生縁の無いクルマ…

この会場にいると…

フェラーリーがありがたくなくなりました(笑) フェラーリーだらけ。

さて、今回、嬉しかったのはNEWSさまとお近づきになれたこと。

お名前は当然知っていました。関西には腕利きのK-CARの専門ショップが多いのですが、中でもハードパーツのメーカーとして存在しているところは限られます。メーカーという立ち位置では同業者。販売されているパーツは気になるものばかり。

残念ながら変な波長があってしまい、商品の話が5パーセント、Y談が95パーセントでした!(ヒドイ)

反対側も超有名ショップ&メーカー、KCテクニカさん。

http://www.kc-technica.com/top.html

クルマがカッコイイとか、エンジンルームが作りこまれている、ということに目が行きがちですが、私は社長のこの姿に凄みを感じました。

軽いエキシビションとしての立場で、流す程度の走行なのに、毎回、走行前後にエンジン周りのチェックと、タイヤの空気圧チェックを丁寧にされていること。基本中の基本であっても、それどんな場面でも絶対におろそかにしないところに、むしろ凄み…そう、プライベーターとプロの究極の差は、どんな場面でも絶対にミスをしないこと、と無言で語られているように思えました。

あれ?BESPOKEの上田さん、営業マンの鏡ともいえるあの人の大切な3種の神器、「パリッとした革靴」「営業スマホ」「ネクタイ」の最強武装の3つのうち、2つもが放置されている!どうした!?

「じゃじゃーん」

お友達のNEWSさんの計らいで、クルマを借りて走行会に急遽参戦!だったのか~。メットもってきてたのはこれを期待していた確信犯だな。

戦う営業マンは、サーキット上でも、最強武装のネクタイは装備したまま(全員爆笑)

参戦直前も、スマホが鳴ってるゥ!どうするんだ!?うわ、返答してるよ!

「はい、はい、すいません、今、ちょっと手が離せません。20分後には確認して折り返しさせていただきます。」

素晴らしい… 戦う営業マンの鏡だ… そのままスマホをもって参戦したかどうかは不明… 

(元)スタッフの当社の営業マン、サモハンが主催スタッフにお別れのご挨拶。みんなとお知りあいなのでビックリしました。

入り口のコレをみて感動しました。自分が今まで感じていたこと、このブログでも度々訴えてきたこと、それが一行に凝縮されています。ワタシは40年ほど前の幼少期に、親によくラリーやダートラの会場に連れて行ってもらった記憶があります。

参加者だけでなく、その家族や友人が集まる大きなイベントで、子ども心に、お祭りを超えて、楽しい自分の村にいるような安心感、連帯感、ワクワク感があったことを今も覚えています。その当時からクルマにはまったく興味が無く、今も趣味としては興味がありません。でも、クルマを中心にヒトが集まって生み出す雰囲気が子どものころからとても好きなのです。

「クルマ」というものが生み出す人の集まりは、まさに文化。「クルマ」が単なる道具であることを超え、ヒトとヒトを繋ぎ、時代を超えていろんなクルマやカスタムを中心にヒトが集い楽しむ場所を提供し続けてきました。他界された、元チームあすかの岡波さまも、ラリーを通じて感じたことを、広めようと努力されて、こういったイベントを立ち上げてこられたんだということを、改めて感じました。

また、EURO CUPと同日開催された、スズキ兵庫さまのイベントの大盛況振りも見て、速いクルマも魅力的だけれど、小さい車もまた楽しく、魅力があり、スーパーカーに負けないクルマ文化をもっていることを再確認。

スズキ自動車の「小さな車、大きな未来」というスローガン、ワタシ大好きなんです。「自動車は文化だ!」と同じく、クルマを愛し、クルマが生み出すヒトの集まりを愛した人たちだからこそ出てきたスローガンだと感じるからです。

たいした力はありませんが、シルクロードという会社のイチ営業マンとして、こどものころから大好きなクルマ文化、その発展にほんの少しでも貢献できるよう、営業と新商品開発(の宣伝)を頑張るゾ!そう感じた一日でした。