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ブログ内の検索キーワードを確認すると、
「JB64 リフトアップ 総費用」的なものをしばし見かけます。そのお気持ち、よーくわかります。
結論から申し上げましょう、
当社製、マックス40mm以内の場合、税別定価¥38,000のみ。他は不要。
(取り付け工賃は含みません)
1インチ、1.5インチ、2インチ、3インチや、ショック延長ブラケット、ブレーキホース延長…
従来のドレスアップ、チューニング、ミニバン業界では聞きなれないワードが多い。
以下、当社製品の場合。
狙いが25mm(約1インチ)~ 40mm(約1.5インチ)なら、
商品代税別定価¥38,000+取付工賃。これで十分。
この調整スペーサーを純正スプリングの上に追加するだけです。
調整幅が10mmUPから40mmUPまでありますが、25mm~30mmくらいが快適ゾーン。
数値上、40mmまであがりますが、ショックの突き上げ感が発生し始めます(走行は可能)。
気になるようであれば、調整して車高を少し下げればOK。
乗り心地は、純正とほぼ同じ。純正ショック、スプリングはそのまま活かしています。
ほんの少しスポーティーになります。純正スプリングは乗り心地重視で、動き始めの初期レートが柔らかいのですが、このキットはそび部分を潰した状態にします。結果、特に低速域では体感的にスポーティーになります。
「リフトアップしたのでフワフワしてコーナーが怖い」という印象はありません。
リフトアップサス(スプリング)は魅力的な部分も多いのですが、任意で車高を調整出来ない弱点があります。
尻下がりや前下がりなど、ヒトによって好みが違いますし、グレードや重量違いで前後バランスがうまくいかない場合も、当社の調整式なら安心。
装着するタイヤ、ホイルによって車高が上がりすぎた場合も、調整できるメリットがあります。
車高調製式に拘っている理由がもう一つあります。直前直左の問題。検査時の視認性のチェック項目です。
運転席でチェックする人の体格にもよるので、一概にはいえませんが、20mm前後の車高アップで抵触するケースもあるようです。対応方法は、現在のところ後付のフロントカメラが有力。
そういう対応ができない場面を想定し、リフトアップ量を10~40mmの調整式にしております。
なお、現在、簡易後付ミラーの開発に挑戦中です。
ノーマル車高がすでに腰高な新型ジムニー。20mm~30mmアップでもこの通り。
一旦、この状態で乗ってみて、タイヤの左右の出面が気になるようならラテラルロッドを入れたり、
ヘッドライトの光軸を調整するステーを入れたり、
乗り心地をもっとスポーティーにするためのショックアブソーバーもご用意させていただきました。
すべて、当社で販売しております。もちろん、必要性を感じないなら、ズバリ、不要。
http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/jb64w
なお、当社のキットで、マックス40mm程度(1.5インチ位)で走行していると、段差などで突き上げ症状が気になる方が出てきます。その場合、以下のキットをお勧めしています。
ショック延長ブラケットセット(ABSステーとエアホース込み) ¥26,800
延長ブレーキホース ¥14,800。
先ほどの¥38,000のキットに上記商品を組み込めば、突き上げ解消。(気にならないなら不要)
この車両、純正テッチンタイヤホイルで、当社キットでマックス40mmアップした状態。
十分な迫力。
シエラにも対応しており、プロショップであるシックスセンスさまが当社のキットを料理すると…
完璧!
やっぱりプロってスゲエ。完成度がすごい…
以下、ジムニーでの乗り心地インプレッションです(純正ホイルタイヤの場合ですよ)
普段、快適通勤車、お買い物車で、週末ちょっとレジャー的な使い方の場合は、かなり快適。
ただし、ジムニーのイメージにあるようなハードな山林道や、岩登りをするためのものではありません。
本気の競技でのトライアルなどであれば、ジムニー専門店さまの専用サスペンションがおススメ。
http://www.imps.co.jp/original/lsd.html
競技用と、一般ストリート用は方向性が違いますから、使用用途に応じたものの選択が重要。
では、40mm以上、いわゆる2インチ、3インチと呼ばれるものはどうなのでしょうか。
個人的見解では、最大限のリフトアップ量は40mm以下が推奨だと思っています。
理由① 40mmを超える車高の変更は、記載変更や構造変更、その他クリアしなければならないものが出てくる可能性があります。そうなった場合、コストアップ。
指定部品であるサスペンション部分でのリフトアップは、40mmを超えてもお咎め無し、というケースもあるようですが、検査時に記載変更が求められる場合がありますし、ディーラー様は特に厳しい。
理由② 40mmを超えた当たりから、プロペラシャフトと、上記写真の追加クロスメンバーとの干渉をし始める可能性がでてきます。
このメンバーを外すなら対策費用は無料ですが、新型ジムニーの目玉である剛性が落ちてしまいます。
クロスメンバーをオフセットさせることで、ヒットを避ける形状のものが各社から販売されております。
当社も上記製品を制作中です。40mm以上はこういった対策パーツが必要になります。
理由③ 駆動系の耐久性への考慮。
上記の対策品も含め、車高を上げれば上げるほど、補正パーツが増えます。また、駆動系への負担も車高アップに比例して増加しますので、そのままだとクルマの耐久性が落ちます。
CANUSさんのように、アジアンラリーやトライアルで本気で戦うショップが扱う、超絶ハイリフト車両。
構造変更取得し、一般道走行可能。悪路なんてへっちゃらだし、見た目の迫力も段違い。
ただし、色んな対策パーツが組み込まれているのである程度の出費覚悟は必要。
大まかには以上となります。
最後にコスパに優れたカスタムパーツをご紹介させてください。ABSワイドボディキット。
キャナスさんが装着してくださった8PCタイプなら、¥49,800(税別)で、塗装不要、しかも取り付けも両面テープと純正のクリップを使っての簡単装着。
この商品も、従来のFRP製だと、商品代以外にも、色んなコストや継続検査での対応といった負担がありました。
それらを極力減らす方向で企画した商品。
新たに追加した、ダミーリベットタイプも、通常タイプと同じ取付け。
更にワイルド感が増します。
6年前にスタートしたアルトワークス用が大好評だったことから、ジムニー用も開発しました。
当社は45年前はラリー、ダートトライアルで産声をあげた会社。
古参メンバーはSJ30や、JA11などを楽しんだ世代もいてジムニーには詳しいのですが、ワタシは20年ほど前の、シャコタンブーム入社世代。リフトアップキットを販売することなんか予想だにしておらず、慌てて勉強中。
「費用がどれくらいかかるのか?」というご質問の背後には、「一体何がどこまで必要なんだよ」という不安があるのでは、と勝手ながら推測しております。
当社としては、できるだけお客様にわかりやすい商品説明を心がけております。
些細な事でも構いません、気になることはブログコメントなどで質問いただければできる限り対応します。
昨日からお盆明けで、仕事再開しておりますが、今週末までお休みのところが多いみたいですね。
安全運転、事故の無いようお戻りください。