トレンド視界不良@東京オートサロン2020 No3

No2からの続き。

トレンド視界不良@東京オートサロン2020 No2


さて、営業マンにとっては、東京オートサロンは年始の挨拶の場でもあります。

同時に、お取引先のショップやメーカーさんたちが、この年何を仕掛けるのか、トレンドをどう読んでいるのかを探る機会でもあります。

まずは昨年度、大変お世話になったsparcoさんブース。

日本の正規輸入元はエンパイヤ自動車さん。

http://www.empire.co.jp/

先日、ディーラーミーティングという新製品発表会で見た、魅力的な商品がずらり。

今年は、なんとかスパルコシートを車検基準対応品として販売したく、相談。

そしてこの試験販売のテスト品は、バランスオートさんのFT86にまもなく装着予定。

ということで、バランスオートさんを訪問。BROCADEのホイルメーカーとして出展。

https://ja-jp.facebook.com/BalanceAutoPartsWarehouse/

代表の山崎さんは、早朝ということで、朝食給油中。

ワタシと同行しているカワイ製作所の川居相談役を紹介。

前代表、水島さんと川居さんとは面識がありましたが、山崎さんとは初対面。

新商品があるよ、とのこと。

うわー、すげー!

常にお客様に新鮮な驚きを提供するバランスオート。

マフラーも性能はモチロン、見た目のインパクトが素晴らしい!

今年のトレンドをお伺いしました。

ドレスアップは以前から「踏める」ことを大切にしてきており、今年はそれがさらに重要になるだろうとのこと。

車をかっこよく作るのは当前。ただ、過度なキャンバーや低車高が過ぎると、おっかなびっくりしか走れないような車はNG。特にハイパワースポーツや、BNW、ベンツ、AUDI、VWなどは、エンジンパワー、走行性能が高いクルマ。その特性を犠牲にするのはナンセンスという発想。

「踏める」というのは、ある意味「実用性も大切」ということといえます。それを、今年はさらに重視するということ。

お次は、キノクニエンタープライズ。

https://www.kinokuni-e.com/index

キノクニ、カワイ製作所、シルクロードは、互いに45年のお付き合い。

2020年のキノクニさんでは、新商品としてアイスフローというものが登場します。レースで仕様するクーリングスーツを、クルマ以外の目的でも使えるようにするというもの。

https://www.iceflow.jp/

こちらはあきらかに実用的な製品。

ちなみに、当社のクーリングクッションも、この販売の中に組み込んでもらえるかもしれません。

シガーソケット対応から、USBタイプとして改良したものを、お手軽な導入モデルとして、という計画です。

お次は、川居相談役が、レカロさんとご挨拶。

「今年、レカロさんは、面白いものを販売開始するゾ」

ウォ!レカロと刺繍の入ったレース用シートベルト!

そういえば、あるようでなかったアイテム!

めちゃカッコいい!

会場を歩き回って疲れたので、コーヒータイム!

当社が所属するNAPAC/ASEAの会員専用ラウンジへ。

https://www.napac.jp/cms/ja/asea/about

この協会には色んなメーカー様が所属されています。

アフターパーツ業界発展のための大切な団体。

さて、川居相談役のお取引先のLAILEさまに到着。

おや?みたことのあるオジサマがいますよ。

ワタシのハイゼットのコンピューターの生みの親!

大坊先生じゃないっすか!!

かわいい女性スタッフをくどいているので、おどかしてやりました!

「あらいやだ、いつからいたのよ~」

と大坊先生(爆笑)

PAL SPORTSさまもLAILEさまとは古いお付き合いの様子。当社もお付き合いがあるのですが、共通項は全員ラリー出身者が創った会社であること。

オジサマ全員とりこになっているので、その間にワタシはPALさんの技術スタッフさんと、ハイゼットコンピューターの件を打合せ。

おじさんは美人に弱い!ワタシは美人が苦手なので、大丈夫!

PAL SPORTSさんとしては、去年くらいから、軽自動車、特に働く車のコンピューターチューニングの問い合わせが増えているそうです。

カプチーノやコペン、S660、アルトなどのガチスポーツ系も人気ですが、働く車という、実用車の問い合わせに対応することが今年の課題だそうです。当然、当社が開発を依頼したハイゼットカーゴもまさに実用車。

ハイゼットで爆走! 時速120キロ (S321V NA 現行ハイゼットカーゴ)

いや、ほんとにこのコンピューターは衝撃です。

レースするわけでもないけれど、営業車をコンピューターチューンすることで、航続距離が伸び、高速道路での加速性があがり、右左折時に余裕をもって動け、快適性、安全性、利便性が向上。

チューニングパーツを実用車に流用することのメリットを、ワタシ自身も実感しています。

シュピーゲルでは、へんみ部長がリストラ!

これからはこのイケメン男子がシュピーゲルを背負うことになりました!へんみさん、おつかれした!

というのはもちろん冗談です。これから部長は相当忙しくなるでしょう。

今までは、K-CARパーツの販売がメインで、ショップ業はされていませんでしたが、新店舗に移ったことで、スペースが確保できたことで、今後、取り付けや車両販売、コンプリートカー販売を予定しているそうです。

関東では、過去、K-CAR専門ショップがあまり無かったため、関西のショップの門を叩くユーザーも多かったのです。シュピーゲル様で対応してもらえることは、Kユーザーには心強い話。

オートクラフト@埼玉もシュピーゲル様と同様の方向性を打ち出すそうです。

エンジンチューニング、コンピューターチューニングといったハードな対応ができるお店ですが、その対応をK-CARを主軸に移行されるそうです。

シュピーゲルと、オートクラフトが両方あれば、たいていのドレスアップからチューニングまで相談が可能になります。

今回、TICさまと会場で初めてお話することができたのも大きな収穫です。

過去、チューニング業界は、正直、合法性という部分では荒っぽい時期があったのも事実。けれど、近年、そういうことをユーザー様が好まなくなってきました。

当社は当然、安全を大切に商品を開発しており、TICさまの方針には大いに共鳴する部分があり、より、安心な商品を、そして合法な商品の販売をするためにできることを、今後、協力しあうことが決まりました。

車検に対応するということも、実用性を重視するということに他なりません。

締めは3UPさん。

ワタシが3UPさんの担当になって、10年目。

数々の商品、企画を一緒に進めてきました。

「オートサロンはもう興味ありません」

といっていたのですが、強制的にチケットを渡したので、仕方なく見学に来たそうです。

「やっぱり見ておいて正解でしたね」

とのこと。

クルマ業界の変革期が来たことを、この2020年のオートサロンではっきりと感じ取ったそうです。

「流行が無いことが流行ですね」

同感です。まるで、ワタシが今回、新東名で富士山に雨雲が覆いかぶさった状態のような感じ。完全視界不良!

「けれど、その分、流行に流されて、好きでもないのに無理やりドリフトしたり、興味が無いのに、周囲にあわせて無理にドレスアップする必要がなくなったように感じます。本当に好きなヒトたちが、それぞれの分野を楽しむ流れ」

そう、流行が無いと嘆く必要は無いんですよね。自由なんです。

昨年、過去最高だといわれている来場者数、今年さらに塗り替えるかもしれません。

午後からの一般入場のときには恐ろしい行列。

今日、まだ金曜日のお昼過ぎですよ!

一体、明日からの土日はどうなってしまうんだ!ってくらいの混雑。

帰り道、色々、皆様からいただいた2020年の方向性について考えていました。

クルマ業界、特にアフターパーツ業界は、長年、速さにこだわり続け、近年はそこに高級志向が加わっていました。

速くて高級で、ヒトに自慢するためのクルマ。もてあますようなパワー、実用性を失った過度なドレスアップ。そして、もしかしたらユーザーが本当にソレを望んでやっていたのかどうか…

今年は、そんな過去とはまったく異なる、「実用性」がキーワードになりました。軽自動車、SUV、リフトアップ、レジャー向けのパーツ、機能向上のパーツ、車検対応パーツ、といったものが随所に見受けられました。

本当に必要なものは何か。本当に楽しみたいことは何か。

そして、クルマやアフターパーツにさほど魅力が無ければ、他のもので楽しめるものを楽しもう。そんな大きな流れ。

ユーザーが流行という呪縛から解放されると同時に、ワタシたちアフターパーツメーカーにとってはある意味試練となるかもしれません。

流行があれば、メーカーはソレに乗っかれば楽だった。その羅針盤が無くなったからこそ、各メーカー、ショップの力量が試されるということ。

むしろワクワクします。

クルマ離れ?何をいってるんだい!そういえるような魅力的な業界の一助となるためには、今年つかんだキーワードを大切にしながら、「より速く、安全に。そしてより愉しく」なるパーツを作ることが、進むべき道。

暗雲立ち込めているけれど、俄然やる気になりました!ゴールが見えていることなんてつまんない!

トレンドなんてクソ食らえ!

ということで、いよいよ2020年始動!

トレンド視界不良@東京オートサロン2020 No1

 

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