発売開始! トヨタライズ ダイハツロッキー リフトアップキット

トヨタライズ、ダイハツロッキー用のリフトアップキット、先行発売分がリリース開始。

税別定価¥39,000。

(4月27日追記 現在先行発売品のため、車高アップ量はHPカタログ上、記載されておりません。2WDが前後30~35mm、4WDは前約30mm、リア約45mm。ただし、リアの調整位置で前後車高が変化し、車両ごとの個体差もありますので、あくまで目安です)

2WDと4WDではレバー比の関係で、多少リフトアップ量が変わりますが、スペーサー自体はマックス40mmほどの高さに設定。

±40mmの車高変化であれば継続車検時に、記載変更等が不要になる範囲を意識しています。

なおかつ、リアが車高調正式なので、グレード違いや積載物によって前後バランスに不満が出ても、セッティング調整できます。

非常にコンパクトなキット内容。でも、小さくても力持ち。

このスペーサーたちが、25~40mm近くまで車体を持ち上げてくれるんです。

こうやって純正にマウントするだけで…

SUVにしては結構狭いタイヤハウスに…

かなり余裕が生まれます。

ただし、取り付けはシンプルですが、フロントのスペーサー装着はスペース的にかなり困難なので、DIYは極力おやめください。純正スプリングの形状が曲者。

先行量産品を、早速取り付けしてくださったダイハツを得意とするプロショップ、パワーハウスDTMさんからも、「フロントはコンプレッサーなどの機材揃ってないと難しい」と連絡いただきました。

http://powerhousedtm.com/

業界トップクラスの技術と上腕二頭筋を持つ二人が警告しているのだから、DIYにはくれぐれもご注意を(笑)

「純正ノーマル状態でもかなり速くてオモシロイ車やな」

本格的なスポーツチューニングショップのDTMさまからこの評価。やるな、ロッキー!

プロトタイプだと、前後マックスの場合、リアが上がり気味ですが、量産バージョンは少しリアを下げてバランスをとりやすくしてあります。

リアはネジ調整式なので、車高のセッティングできるようになっているのが、スプリングリフトアップとの違い。

リフトアップされているとは思えないほどナチュラルな仕上がり。

こちらがノーマル状態。なんだかちょっと野暮ったい。

中途半端に感じてしまいます。

リフトアップするとボディ面に張りがでて、艶やかにそして華やかに感じます。

恐らく、デザイン段階ではこれくらいの車高を意識したクルマだったのでしょう。けれど、乗降の際の実用性などを考慮し、量産時に日常性を考慮した車高に修正されてしまったのだろうと(勝手に)想像しています。

実際、リフトアップ後、身長170cmくらいの人間だとこんな感じになります。

背の低い女性や年輩の方々など広い層を考慮して、メーカーがあえて実用的な車高に調整したとするなら納得。

けれど当社は、メーカーの配慮を”つまんない”と感じるお客様に、個性的にクルマを仕上げるためのパーツを提供するのが仕事。

近年、車検時に厳しくなった視認性のテストもクリアしました。

なお、このキット単体のみで問題ありません。ブレーキホースの延長の心配も無し。

キャンバー変化も純正のショックアブソーバーの可動域に収まっているので特に対策品は不要ですが、若干のポジティブキャンバーになる場合があり、気にされるようであれば、税別定価¥5,500のキャンバーボルトを別売しております。

リフトアップキット開発では、色々お世話になっているオートバックス富山グループのHUSTLIFEさま。

当社で手配出来ない4WD車両の共同開発や装着テストをご協力いただいております。

その部門長の西谷さまから連絡。

「新型ハスラーの4WDも入庫しましたよ!早く部品送ってください!1秒でも早く確認してリリースしなきゃ!」

当社よりも製品に入れ込んでくださっており、ケツを叩いていただいております。

コロナの猛威は、個人的な海外放浪経験からすると、収束には1年ではきびしいだろうなと直感しています。

ただ、日本は今回、他国ほど厳しい対応をしていないのに被害はマシ。世界でも類をみない日本人特有の、徹底した各種感染病への予防接種、衛生意識の高さ、公益性重視の賜物。政治力は低くても、日本人の特質が被害拡大を抑えているように思います。

そして、大都会の東京都内、大阪の一部を除けば大半はクルマ社会。

クルマはクラスター発生原因となる公共交通機関を回避できる便利な道具。震災時には移動する部屋としての活躍もあり、「クルマ離れ」を叫ばれたことを思い返せば、その存在価値が見直されつつあります。

S321V ハイゼットカーゴ ベッドキット装着 お手軽 (DA64Vも)

クルマに関わる当社は、こんな時だからこそますます、

「より速く、より安全に。そしてより愉しく」

するためのパーツ開発の歩みを止めません。

日本は諸外国のようにロックダウンされ、悲壮感を漂わすのではなく、感染を抑えながらも力強く、楽しく柔軟に対策していける素養があるのだと信じています。

唯一どうにもならないのがラーメンレポート…

ああ…ラーメンの無い日々がこんなにつらいとは…

福島県の白河ラーメンの本場で食べた”ふくふく”さん、いつになったら行けるんだろう…

16件のコメント

  1. ご回答ありがとうございます。
    車高についてのご質問ですが以下の通りです。
    前後のバランス調整しています。
    計測場所:地面からホイール中心を通ってフェンダー下までの距離で計測しています。
    方法:メジャーで測定しています。
    リアの調整位置:アジャストプレートがない状態で合わせています。

    また、ベアリングの件は特にステアリングを切ったりした時に特に異音はしていません。
    これから乗っていく上でその辺りも気にしていきます。

    以上、ありがとうございました。

    1. RAIZE210さま

      ご返信ありがとうございます。

      かなり構造にお詳しいと推察いたします。
      説明がわかりやすくたいへん助かりました。
      前後しっかりバランスをとられていることがわかりました。

      基本的に、リフトアップキット開発においては純正稼動範囲で最大上げ幅の40mmを狙っているのですが、車種やグレードによってはそこまで上げられないものが出ております。
      純正スプリングの形状や、レバー比、前後バランスなどの影響があります。ご希望に添えず、大変申し訳ありません。

      すでにリアスプリングの装着でお困りになっているケースもあり、キット自体の上げ幅を増やすよりも、追加オプションという方法がベストかと思っております。

      ご指摘ならびに貴重な情報、ありがとうございました。

  2. 失礼します。4WD車両への取り付けはまだまだ待った方がよいのでしょうか?ロッキーA210へ取り付けたく思い、先日富山某所のオートバックスさんでこちらのリフトアップキットを発注しようと問い合わせたところ、四駆車への取り付けは難しいと断られてしまったのですが…

    1. T_ASURAさま

      お問い合わせありがとうございます。
      当社でも確かに2WD、4WDどちらも確かにリアの装着はシンプルながら難易度が少し高いという認識です。

      オートバックス本社と取引口座がありますので、商品の取り扱いはしていただけます。
      ただし、取り付けに関しては個別のお店のご事情もございますでしょうから、当社としてはコメントいたしかねます。申し訳ありません。

      なお、当社のお取引代理店の中に、
      http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2-2/salesagent

      有限会社コンフォートさまが周辺でございます。
      ただし、対応されるかどうかは個別の判断となりますので、あくまでご案内になります。ご理解よろしくお願いいたします。

      商品に関しては間もなく先行販売品が欠品いたしますが、次のロットも準備しておりますので、長期欠品はございません。
      また、追加オプションパーツの発売や、取り付けのヒントも発表準備しておりますので、他社製品などとの比較などお時間をかけてベストな選択をしていただけるのが何よりかと思っております。

      他社さまも素晴らしい製品を発売している中で、当社製にご興味をもっていただき、本当に嬉しく思います。
      また、大変ご心配をおかけし、申し訳ございません。

      どうぞよろしくお願いいたします。

  3. ライズ4WDに乗っています。
    リフトアップキットをミックさんから購入し24日に届き、翌日取り付けしました。
    その時に取り付け後のFベアリングが手で回らないくらい固くなったと言われました。
    スプリングを縮めて入れているためばね荷重が高くベアリングが固くなるのでしょうか?
    また、思っていたよりリフトアップ量が20mmと小さいのですが4WDだとそんなもんでしょうか?

    1. RAIZE210さま

      お問い合わせありがとうございます。
      大変お手数おかけしております。

      ●車高について

      まず車高についてですが、こちらの計測データ、4WD用(非公開)

      *フロント右 +29mm 左+28mm
      *リア右   +40mm 左+44mm
      がテスト品装着時のデータでした。
      (純正の時点で、リアの左右の車高が5mmほど違う個体でした。なおリアはマックスまであげていません)

      20mmとおっしゃっているのは、前後バランスを調整されたからでしょうか?
      差し支えなければ、計測場所、方法、リアの調整位置を教えていただければ大変参考になります。

      基本的に2WD用で開発したものを4WDに共有化しました。
      4WDリアはスプリングの位置が2WDと異なるため、レバー比が発生しております。
      それを受けて、量産品では2mmだけリアのアジャスターを低くして、4WDでもセッティングしやすく改良してあります。
      けれど、これが理由で大幅に車高があがらないということは考えにくいと思っております。

      もともと、純正ノーマル車高が前下がり気味なクルマですので、荷重がリアにかかってフロントの車高を圧迫しているので、リアをマックスにせず、低めに調整することでバランスをある程度とっていただければ改善する可能性はあるかと思います。

      なお、現在、追加オプションとして、車高があがりにくいフロントの追加スペーサーを検討に入っております。

      ●ベアリングについて

      ご心配をおかけしております。
      ベアリングについてですが、手でまわるかどうかというのは、実際の問題に影響するかどうかの判断材料としては曖昧です。
      ベアリングに問題がある場合の判断基準としては、ステアリングを切ったり操作したときに大きな異音が発生した場合です。
      その場合、正常に機能できておらず、組み方の問題等が憂慮されます。

      当社のキットは、おっしゃるとおり純正スプリングを圧縮しております。
      ただし、純正ショックアブソーバーのストロークの範囲内での圧縮です。
      それは純正の状態でも、ショックに圧力がかかったときには発生する力の範囲内です(もちろん通常よりはテンションがかかった状態ですが)。

      これによるベアリングへの耐久性に影響がゼロとまではいえませんが、影響は非常に最小限だと認識しております。
      一般的に車高調やリフトアップスプリングでも純正ベアリング、純正マウントに組み込むタイプがありますが、そういったものと同様のリスク範囲だという認識です。

      純正の状態から車高を上げたり下げたりして色んな性能をあげたり変化させることは、耐久性や消耗期間とトレードオフとなる部分は否めません。
      ただ、当社としてはその軽減を考慮し、リフトアップキットは、+40mm以内の車高におさめることを基本方針としております。
      自動車メーカーの純正ショックの可動域での変化内に抑えることで、アーム類、シャフト類、駆動類に掛ける負担を最小限としております。

      拙い説明で申し訳ありません。
      こちらの回答であわせて一つ前のお問い合わせの回答とさせていただきます。

      改めまして商品ご購入、大変ありがとうございます。
      また、ご質問いただき、大変参考になりました。

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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