オートリサーチ米沢さんから、L275サーキットSPEC車高調の開発レポートが届きました。
A4用紙、10枚以上…
画像にびっしり数値なども書き込まれていました。ちょっとした論文。
営業ドライバーの経験上、ド派手、爆音、ベタベタ、鬼キャン仕様より、スッピン外装の適度車高とタイヤホイルがキレイに収まっているタイプが一番怖い。
ヤツラは峠のヘアピンを瞬間移動します。この車両から似たようなオーラを感じ取れます。
サーキットで肝となる車高とストローク量をかなり調べ込んでくださったようです。
到着した画像のほんの一部ですが、いやはや凄い…
取り付けとセッティング、サーキットに移動、何度もタイヤホイルを脱着しては計測を繰り返す走行テスト。
これにかかる時間と労力は凄まじい。
「若い人たちに、上質なレース用サスペンションをできるだけ安価に提供したいんです」
という言葉から始まった企画。
「サーキットデビュー時は5~9万円台で選択可能。ところがステップアップ品は2~30万クラス。選択肢が極端。失礼かもしれませんが、シルクロードさんの脚は高くも安くも無い真ん中で、性能には信頼性があるんです」
失礼ではないです。
それこそが当社の原点。
金が無いくせにクルマとレースにハマり、知恵と工夫と根性で戦った若者たちが起業した会社。
商品開発時には「金は無いけど夢ある若者」を意識し、高コストなのに安く価格を設定。
商品選択の情報源がネットの時代、コストをそぎ落としたお手ごろ価格か、高級ハイブランドを謳い、強く打ち出すことがウェブ検索していただく上で重要。
それに対して、「良いものをそこそこの値段で」はアピール不足に陥るどっちつかずの鬼門。
そんな不器用な社風を理解してくださり感謝。失礼ではなく、正解。
ARY米沢さまだって、クルマにかかるコストの増加で、レース業界の門を叩く若者の姿が消えつつあることに心を痛め、地元周辺の自動車大学のよき兄貴分として、コストを抑えたレースの提案をし続けてこられたのです。
ワタシからすれば、商業的メリットが非常に薄い活動。極端な言い方をすればレース業界の奉仕活動。
今回共同開発させていただいたL275車高調は、そんなARY米沢さまの労力、コスト、時間、そして東北魂が濃厚に込められています
リアショックが全長固定式のKYBタイプを共同販売。
リアショックがフルタップ(全長調整式)になったVer2はARY米沢モデルとして、専用販売品予定。
詳細設定、価格、販売時期はもう少しお待ちください。
当社のサスペンションは、全国のショップ様の情報や提案がフィードバックされた、鮮度命の”活きの良い脚”。
特に3UPさんは鮮度について厳しい。
「全国のユーザーとショップが日々クルマの性能をアップしています。エンジンパワー、シャーシ性能の向上に加え、タイヤグリップ力も進化するので、数年で別物のクルマに化けるケースも。減衰力の定期的な変更は重要です」
ARY米沢さまのようにテスターを買って出てくださるショップ様には本当に頭が上がりません。
タイヤ、ガソリン、オイル、移動費、サーキット走行代といったコストだけで無く、収入となる仕事の時間を削っていただくことになります。
それでも「理想の脚が欲しい」「若いヒトに車高調の魅力を知って欲しい」という気持ちが勝ってしまうクルマオタクたち。
あ…このヒトからも色々フェードバックをいただいています、バランスオート山崎代表。
https://ja-jp.facebook.com/BalanceAutoPartsWarehouse/
車高調の話になると目が笑って無い…もともと車高調の開発側に居た人間だからなあ。怖い。
こんな感じで(汗)、当社の製品は全国のプロショップさまの情報を製品に反映させています。
アァ…やってもた…自粛解除で気が緩んじまった…
XPERIA1をアマゾンでポチってしまった… しかも、同じ機種を2台目…
だってぇ、ソフトバンク最新現行モデルの約11万円のものが4万前半なんですモン…
これでXPERIA6台とIPHONE1台。
ワタシは、タバコ吸わない、クルマは営業車だけ、お姉さまの居る飲み屋に行かない超健全人間。
スマホのためにコンビニ断ちをし、散髪も自分で済ませて貯めたお金で大人買いしています。
それに、海外輸入のXPREIRAは1台2~4万程度。ドコモなどの国内モデルの半額以下(言い訳)。
ブログの動画や写真を撮るのに使い分けたり、ゲーム専用機にしたり、TVや動画観たり、ドラレコにしたりと使い道もそれなりにあります。とにかく収集癖です。
IPHONEを初めとする海外勢に大惨敗のSONY XPERIAシリーズ。
小学生の頃、初代ウォークマンに興奮して以来、SONY一筋。ウォークマン、プレーステーションシリーズ、ハンディカメラ、テレビ、どれもデザインが素晴らしい。
海外勢の利口な開発手法と販売方法からすると、愚直なSONY XPERIAにはファンとしてはもどかしいけれど、なんとなく当社の不器用さにも似た部分を感じて応援したくなります。モノは良いのにねえ。
購入したXPERIA1での記念すべき一枚目は、同じ青年会議所で同じ釜の飯を喰った森町長の看板。
今、中央政府では無く、地方自治体の若きリーダーたちの奮闘がワタシたちに勇気と希望を与えてくれています。
派手でわかりやすい商品、サービス、活動ではなく、地道に一つ一つ丁寧に困難を打破していく。景気の良い時代には評価されにくかったことが、インターネットのおかげで評価されるようになりつつあります。
さて、ブログ撮影機材も増えたし、そろそろ営業や出張に出たいなあ。ラーメン食いたいなあ…
けれど、当社はもう少し我慢を続ける予定です。39県の解除に続き、残りも今月末には解除の可能性もでましたが、緩んだときが一番怖いので、先んじて6月末まで営業待機を決定しました。
営業マンにとって待機はツライ。肩身が狭い。
今日もコーヒー6杯目…
他社の車高調を購入せず発売を今か今かと待っていました。
スタビ追加してしまったんですよね。
非常に残念です。
高木良久さま
大変申し訳ございません。
発売をお待ちいただいていたんですね。
嬉しいと同時に申し訳ないです。
スタビ車用は、当社に長期テスト車両が手配できたらいずれ開発をしたいと思っております。
今回は大変申し訳ありません。
今、ハイゼットカーゴ用の後付スタビライザーのテストしていますが、想像以上にスタビの効力は凄いです。
クルマの構造に詳しい人ほど必要とされるのもうなずけます。
申し訳ないです。
フロントスタビのブラケットはつかないゆのでしょうか?
高木良久さま
お問い合わせありがとうございます。
L275バン車高調にスタビライザーを装着を検討されているのでしょうか。
当社では一度、スタビを移植した車両が入ったので、ナックル側のショックブラケットに、スタビを装着するステーを生やし、調整式スタビリンクで取り付けたのですが、この車両のステー類の位置関係で、ブレーキブラケットとスタビブラケットがハンドルを切るとヒットしてしまい、かなり四苦八苦して調整した経緯がございます。
今回はその時のデータで試作品を作り、それをARY米沢さまで走行テストしていただき、バネレートや車高量、減衰力の味付けをしていただきましたが、スタビライザーの装着は無しで進めました。
当社とお取引が長いショップ様に裏メニューとして、スタビブラケットを生やして、スタビリンクと一緒に提供することは在り得ますが、一般に正規カタログ商品として販売すると予想外の装着トラブルも予想できるため、現時点では販売予定はございません。
対策方法が無いわけではないのですが、その部品だけで定価が最低でも2~3万円跳ね上がります。
高木さまはかなり構造や車両にお詳しいと思います。
当社としてはあきらめたわけではなく、スタビ装着の開発車両が手配できれば、いずれ対応したいとは思っております。
よろしくお願いいたします。