AE86/R34/S14/15 ピロロアアーム 車検の書類対応(構造変更事前申請済み)

商品開発会議で激しい議論が起きたのは、長期欠品中の、AE86ピロ調整式ロアアームの販売継続について。

http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/footwork/foot_arm/arm_toyota/arm-ae86

キャンバー角を変化させるために純正ロアアームを延長加工するケースが多いのですが、車検はNG。

当社製は事前申請済み書類(¥3,000)対応で、車検時、構造変更が非常にスムーズ(事前申請不用)。

皆さんおなじみの、車高調、スプリング、ルーフキャリア、バンパー、オーディオなどの「指定部品」に分類されるものは、国交省が軽微な変更と判断しており、手続き不要でOK。(継続車検)

けれど、安全性に大きく影響する部分は「指定”外”」となり、車検NG。

車検を通過させるには、自ら強度と安全性の証明義務を果たした上で、構造変更の手続きが必要。

当社のAE86調整式ロアアームは、純正アームとの比較破壊検査済みで、その結果を無償で添付しています。

ただし、それだけでは検査に不十分。計算式を含む証明書を作成し、陸運局で安全性を認めてもらう手続きが必要。これを事前申請と呼びます。車検と同時には受けられないし、不備があれば落第。

その面倒な手続きがクリア済みの書類を準備しております。車検時に書類を持参すれば構造変更可能

近年、活躍の主戦場がサーキットより一般道であるAE86にとって人気商品になりましたが、問題発生。

ベースとなるロアアーム本体は社外品で、当社で調整式に加工していますが、ワンオーダー3~500台分。今までなら問題無い数量ですが、今後の需要を考えると厳しい。激論のすえ一旦保留。

FT86/BRZ用 リアロアアーム 構造変更通知書

結果、納期未定、先行き不透明とアナウンスしているのですが、その上でバックオーダーが入ってきています。

なのでFT86同様、完全自社生産タイプの検討を開始。ただし、コストがかなり上がるのが悩ましい。

試作品はすでに完成済み。

テンションロッドやスタビの調整箇所や肉抜きの工程が残っていますが、なかなかカッコイイ。

ピロロッドエンド部の長さを調整できます。

全長を変化させることで、キャンバー角が変化します。純正位置にも戻せます。

完成したら破壊検査を受け、陸運局にて事前申請の手続きに入ります。

破壊した結果は無料で添付しています。ご自身で手続きをされる際に使えますし、何より当社が安全性に留意していることをお伝えするため。ほとんどのアームで実施しています。

競技のイメージが強かった調整式ロアアーム。一般道での装着率も上がってきたある日、3UP様からこんな提案がありました。

http://3up.sblo.jp/

「ユーザーさまの安全性、合法性への意識は、ドリフト創生期とは段違い。結果、改造車検(構造変更)の依頼が増えたことは喜ばしいですが、手続きの手間と時間の負担が、お客さまに転嫁されてしまいます」

ええ…

「なのでアーム類、全部、公認書類(事前申請済み書類)対応にしてください」

ぅッっ…

というやりとりが大昔にあり、現在に至っています。

今後、S14、S15、R34系、サニトラ、ハコスカなど、対象車種の拡大が決定しました。

37年前のクルマ。

ハチロク専門店として世界的に有名な浮谷商会さま。

新店舗移転の際…

http://ukiya86.com/

「発売されたときに一目惚れしてからずっとハマってるからさ、死ぬまで付き合うよ」

そういわせるほどの名車。

とはいえ、年々固体数が減りますから、やむなく廃盤することになるパーツも出てきます。

当社はハチロクパーツを長年販売させてもらった恩返し的な意味もありますし、クルマ文化全体の盛り上げのためにも、絶版車、マイナー車用部品の廃盤を回避する努力を今後も続けていきます。

緊急事態宣言の解除が続いていますが、その直後こそがコワい。

当社では訪問、出張は6月末まで自粛延長を決定。

営業できない営業マンはただの豚。(ワタシのこと)

現在、待機中の営業マンたちは社内で他の部署のサポートをしていますが、それが製品開発の新たなヒントになったり、現場改善につながったりと、予想外の効果が発生しています。

コロナウイルスの長期化は避けられそうに無い状況で、元通りの状態を神に祈るより、柔軟に対応するのがナニワの商人!(奈良県民ですが)。

営業マンのありかたも新たな方向性を模索中。

自粛解除となったら、より進化した営業マンたちが訪問させていただきますので、ご期待ください。

え?ワタシ?

とりあえず自分の営業車のマットを洗ってます(退化中)。

 

 

4 Comments

  1. S321Vハイゼットカーゴのコンピューター取り外しの記事を読みました。ネジ4つ外す+カプラーロック解除で取り外せる風に読めたのですが、バッテリーのマイナス端子は取り外しは不要なのですか? 購入前に色々しらべてもハイゼットカーゴの現行型のECU脱着の情報が少なくてよく判らなかったです…

    1. 群馬のもふもふさま

      お問い合わせありがとうございます。

      ワタシはバッテリー端子をはずさずに何十回も脱着しており、群馬のもふもふさまの質問をPAL SPORTSさまに投げかけたところ、
      「説明書にかいてあります!」
      とお𠮟りを受けました。
      以下が説明書の記載内容です。

      ・作業はエンジンを停止させ、バッテリーのマイナス端子を外してから行って下さい。
      ・作業終了後、配線等が車輌の一部に引っ掛かってないかを確認してエンジンを始動させて下さい。
      (エンジンを始動させる時はギヤをニュートラルもしくはPレンジにしエンジンルーム内の安全を確認した上で行って下さい。)
      ・走行前に、アイドリング不調、エンジン不調等の異常が無い事を確認したうえ走行して下さい。
      ・走行中、アイドリング不調、エンジン不調、ノッキング等の症状が出る時は直ちに車輌を安全な場所へ移動させ製品を外す等の適切な処置を行って下さい。エンジン不調、ノッキングの状態で走行すると、エンジン等が破損します。
      ・走行中は常に水温計、油温計、油圧計、排温計、空燃比計等の計器類をチェックし少しでも異常が見られる時は、直ちに車輌を安全な場所へ移動させ製品を外す等の適切な処置を行って下さい。異常のまま走行するとエンジン等が破損します。
      ・エンジン回転の上げ過ぎ、ターボ車のブースト圧のかけ過ぎはエンジンを破損させます。

      ご指摘ありがとうございました。
      商品には説明書が入っておりますので、しっかり指示がされております。

      なお、ガソリンはレギュラー仕様のままでOKですが、プラグはHP等に記載させていただいたとおり、指定の番手のプラグに交換をしないと、最悪の場合エンジン破損につながります。

      よろしくお願いします。

    2. エンジンキーを抜いて、バッテリーのマイナス端子外し、無事ECUを摘出しました。
      再設定はラジオ・時計だけで済みました。トリップ距離 A・Bやらパワーウィンドウ設定は消えないんですね…。今はNGKのPremiumRX LKR7ARX-P 3本入り手配中です。

      代替ECUは S321V-ZMDF、 2WD・5MT用の中古品を使っていますが
      S331 5MT に接続しただけで、初期化作業も無しで計器異常表示もなく、またパートタイム4WDのボタンも作動異常なし。

      衝突被害軽減システム(出力制御)やら盗難防止関連(常時通電)を積んでると
      ECUの通電状況も違った結果になるかも、ですが

      ハイゼットカーゴ(H29/11~)の寛大な作りに感謝です。

    3. 定休日を知らずに発送したもふもふ さま

      もしかして、コンピューターの書き換えをご検討していただいているのでしょうか。
      大変詳しいご報告、ありがとうございます。

      当社の確認車両はNA、2WD、AT、人力ウインドー(笑)です。
      一番安いグレードにブレーキサポートのみ装着しております。
      走行距離、安全装置に影響はございませんでした。

      他の設定の互換性等は、開発をお依頼しているPAL SPORTSさまにご確認をお願いしております。
      万が一、不明な点、ご不安な点があれば、PALさまのお問い合わせサイトで対応をお願いしております。
      http://www.palsports.co.jp/contact.php

      通常のチューニングカー用のコンピューターほどのパワーアップはしておりません。
      ハイオク仕様になったり、極端に耐久性に影響してほしくないため、日常性の不満を解消する方向性でPALさまに依頼しました。

      開発してくださったPALさまのお話では、もともとの燃料が相当濃いそうで、現時点のデータよりももっとパワーが出せるものが作れるそうです。
      けれど、クルマのキャラクターを考慮して、そこまではお願いしませんでした。

      ハイゼットカーゴは長い間販売されている車両だけあって、おっしゃる通り色んな意味で寛大な作りだなと思いました。
      最近のクルマは自由度が非常に低く、パーツ交換する余地があまりなくて、アフターパーツメーカーさんたちは苦労されています。

      それにしてもクルマのメカニズムに大変お詳しいですね!

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