商品引取りで、カワイ製作所を訪問。
川居相談役、吉田社長がお客様と立ち話中。
どこかで見たことがあるヒトだ。
雑誌?
あっ!
Kansaiサービス、向井代表!
https://www.kansaisv.co.jp/aboutus/index.html
この業界において、もはや説明不要。
旧称HKS関西サービス。
HKS本社と40年近くに渡り深いつながりを持つ、奈良県の老舗ショップ&メーカーの起業者。
イメージ的にはモンスターマシンのチューニングショップ。
今回乗ってこられたのはJB74シエラ。
「以前から気になっていてね。とても良いクルマ。ただパワーが足りないね」
スーパーチャージャー、ターボキット、どちらにするか熟考中。
今日は、どちらの可能性が高いかを教えていただきました(答えは内緒)。
個人的にもやっぱりそっちが愉しそう!
サスペンションはもちろんHKS。
本社に設定が無い車種は、Kansaiサービスで開発し、量産化に活かされることもあると聞いています。
購入された直後で、まだ開発スタートとしていないのにすでにオーラが。
サスペンションセッティングと、タイヤホイルのチョイスが凄く気になる。
Kansaiサービスといえば、YOKOHAMAタイヤとADVAN RACINGホイル。
今回もRJ-D2とGEOLANDAR。
がちがちスポーツでなく、ありがちな定番スタイルでなく、流行りの懐古ファニースタイルでも無い。
自己主張しないのに、鍛えられたロッククライマーの体躯のごとき迫力。
無粋なスペアタイヤも、RJ-D2+GEOLANDARに換装。
スポーツカーは常にバックシャンであるべき存在。
このシエラも、Kansaiサービスでスポーツカーとして鍛えなおされるのですから当然。
「ケンちゃんによろしくネ」
ケンちゃん?
だれだっけ?
あ!
うちの部長!
「シルクロードの古参メンバーのことはみんな知っているよ。会長にもよろしくね」
有名ショップの有名人なのに、フレンドリー。とても紳士的。
会社に戻ってKansaiサービスのホームページを見て納得。
そうだ、向井代表もダートトライアル世代だったんだ。
後ろから部長(ケンちゃん)が覗き込んできました。
「懐かしい!長島さんのスタリオンや。その前がレオーネ。さらに前はSA22cのセブンに乗ってたな」
現在、長島さんは100年続く老舗うどん屋さんを経営されているそうです。
50年近く続くダートラ仲間のつながり。
カワイ製作所さまともしかり。
代表挨拶を拝見して嬉しかったこと。
最後の段落、”ジャンルフリー”という言葉。
雑誌で拝見していたワタシは誤解していたようです。
ハイパワースポーツカーの専門家というイメージを勝手に抱いていました。
ジムニーやシエラを手がけるのも当然。
「自分仕様の1台」を提供するのが使命だと明言されているのですから。
それにしてもお話が上手い!
あっという間に引き込まれてしまいました。
リフトアップキットやジムニーの開発を提案したとき、
「シルクロードのイメージじゃない」
という一部からの反応を不安に思ったことがありました。
でもそれは若輩ものであるワタシの取り越し苦労。
起業から47年、色んなクルマを手がけてきた当社先輩たちにとってはどれも同じクルマ。
向井代表の”ジャンルフリー”という言葉と同じ。
どれもお客さまにとって大切な1台であり、迷いは不要。
リフトアップキットのカタログ第2弾!
本日から問屋さまに向けて発送を開始。
大好きな「食戟のソーマ」。
ワタシにとって商売人としてのバイブルであり、毎日アニメ、コミックを読み返しています。
下町の定食屋のせがれであるソーマ。
フレンチ、和食、中華といった各分野のスペシャリストに対し、究極の定食屋として立ち向かう。
今年はいよいよハイエース業界にも参入。
当社も、目指しているのは、アフターパーツ業界における究極の定食屋なのかもしれません。
「より速く、より安全に。そしてより愉しく」なるパーツでよりたくさんの客さまの要望に応えていきます!