R34 シルビア用 調整式ロアアーム 開発状況

3UPさん@所沢からお借りしているR34スカイライン。

試作ロアアームの取り付け確認開始。

「R34は左右のアライメントのズレが大きいので調整式はマスト。競技も考慮すると45mm幅が理想です」

伸ばし過ぎると強度不足に陥る可能性。

工場長渾身のアイデアで強度を維持しながら調整幅を持たせることに成功。

ただし、これだけ延長すると他の部分にも影響が出ます。

テンションロッドやボールジョイント部の取り付け位置を段階調整する必要がありそうです。

工場長曰く、

「3UPさんに一度ココにきてもらって確認してもらう必要がある」

先日、AUDI A7用の試作アームをバランスさんに納品。

工場長が想定している車高、アライメント、タイヤホイルセッティングの感覚が現場の理想とは限らない。

バランスさんとしてはもっとキャンバー角度がほしい。

また、装着したタイヤホイルのサイズによっての干渉など。

パーツメーカーとしては原則、純正タイヤホイル、サスペンションで開発するための食い違い。

https://ameblo.jp/balance-ap/image-12668318917-14925776925.html

当社が商品開発において専門ショップさまとタイアップする理由。

それは、ユーザー様が求めているモノの先の先まで熟知しているから。

山崎さんからの変更指示を反映させる作業がこれから始まります。

工場はあくまで製造のプロ。

AUDIのドレスアップコンテスト、スカイラインでのドリフト競技のプロではありません。

スカイラインについても、どんなアライメントが今求められているかを知っているのは三上さん@3UP、ご本人。

シルクロードに来てもらえる日程相談するために電話。

「あ…あ…、あの今ちょっと出かけてて、連絡しづらいのでメールします」

届いたメールを見て絶句…

どこでナニやってんの!?

http://3up.sblo.jp/

どうやら数日後に相談となりそうです…

スカイラインの話をしていたら、大阪の協力工場さまが納品に来社。

これ、FT86のロアアームの組み立て前。

今回のスカイラインをはじめ、様々な部品を提供してくださるレーザー加工のプロ。

イーカスタムさんのサニトラ用テンションロッド。

こちらの材料も入ってきました。

サニトラのリフトアップキットは本日完成。

リアのシャックルにはけん引フックを装着。

なんだかカッコイイ。

特殊な車両や専門性が求められるパーツは、当社だけで開発することは困難。

47年間、日本中に営業マンを派遣してきました。

それは現場を知る人達の知識に触れ、現場の声を商品にフィードバックするため。

また、当社で製造困難なものは他社さまから供給してもらうことも積極的に行っています。

カワイ製作所さまにはタワーバー、シートレール、けん引フックを取り扱いさせてもらっています。

カワイ製作所と同じものを生産しようとしたら、2000を超えるジグが必要。

50年前から現代までの大半のクルマを網羅するカワイ製作所。

同じことを今からしようとしても、絶対無理。

カワイ製作所の事務員さんに、特大竹の子をいただきました!

もうそんな季節なんですね。

やっぱり天ぷら!

旬のたけのこ、死ぬほどおいしかった…

台湾で食べたたけのこの刺身。

まるで蒸したとうもろこしとアスパラガスをあわせたような強烈な旨み。

日本のたけのこで再現は無理だ思いつつも、やってみたらうまい!

いただいたモノが高品質な上、ほんとに掘りたてだったからのようです。

おいしいたけのこを食べていたら、台湾を思い出しました。

毎年、この時期は台湾の自動車部品の展示会に参加していたのです。

台湾好きの川居相談役と、当社の長年の友人の陳さんと食べる小龍包。

幸せの瞬間。

同行した相談役の息子さんが「もう死んでもいい」とつぶやいたほど(笑)

それに最高にマッチする台湾生ビール。

いつになるんだろうなあ。

今日もマクドに慰めてもらおう…