VIP、セダン好きのヒトならその名前を耳にしたこと、そして雑誌でクルマを見たことがゼッタイにあるでしょう。
2015年DSU東西王座SEDANチャンピオンのJUSTICEの小野寺社長。
第2回O・Jcup受付中! 那須マウントジーンズスキー場です。
9月10日で、対象は オールジャンル だそうです。スゴイ人気のようで、去年も満員御礼。今年のチケットもVIP席がすでに完売だそうです。
那須塩原はのちほど少し書きますが、とても素敵な場所です。ワタシ大好きです。好物もたくさん。
ワタシは社長さまはあまり存じていませんが、JUSTICEの工場長であり、オールペン、オーディオ、エアサスの製作、ワンオフ内装、そしてもともとはガチガチのレース仕様のFC3Sを作っていた、どのジャンルもトップクラスの技術力を持つ、魔法使い藤森君と長年の知り合いでこのショップにお伺いさせていただいております。
この「怒」迫力のセルシオはワタシが知る限り、数年で4~5回は色が変わっています。この真っ黒のオールペンも藤森君。仕事が恐ろしく丁寧です。
オーディオや内装も完璧。
でも、車高調を手がけている当社としては度肝を抜かれるのは、彼のこの足回りのセッティング技術。実物はこの写真の数倍の迫力です。エアサスから特注車高調まで、色んなメーカーものを組み合わせたり、改造したり、部品などは大手企業の下請けが多い栃木県の強みを活かし、近所でワンオフ部品を作ってセッティングしています。
今回は、あまり設定が無いというレクサスLS600HLの特注車高調を当社で注文していただきました。
このクルマの足回りはあまり出ておらず、エアサス車両しか無いため、純正エアサスを送っていただき、当社で基本設計をし、藤森君にはブラケット、ショックの長さや減衰をチョイスしてもらい、直巻きにいたっててはご自身で手配をしていただきました。
社長と藤森君が全国のイベントに長距離乗るクルマなので、色んな意味でいいテスト車両になっているようです。2トンもある車重、445馬力!!!!、なのにハイブリッドなので初速加速も尋常じゃない、そんなクルマで峠ドリフトとサーキットを走っていた藤森君がドライブするとなると、これほど当社車高調にとって過酷なテストはありません。
すでに半年以上経過しましたが、大きなトラブルは無いですよとのこと。ただし、フロントはウイッシュボーンながら、ゴムマウントでは車重とパワーでもたないので、ピロアッパー+倒立ショックにしてありますが、そこから少し音が出始めたとのこと。一旦、各部品を締めなおすと、音はとまったとのこと。今後は、純正マウントを流用する方向で話し合いました。
「さあ、いきますか?」
は? どこに?
「テストですよ」
いやだ~、タスケテー(泣)
ぎゃあアぁァァァァァァーーーーー もうイやぁーーーーー
詳しいことは書けません。とにかく445馬力ってスゲエDEATH。ハイブリッドのおかげで立ち上がりも異常に速い! このクルマ、余裕でドリフトもこなせますね。クルマが予想よりも軽く感じました。
ちなみに乗り心地、驚くほどノーマルっぽい。自画自賛じゃないですよ。本当に良い。藤森マジックもあるのでしょうけれど、ウイッシュボーンに倒立ショックもありです。ちなみにストロークもかなりしっかりしていて、快適ですが、高速道路で〇〇〇キロでも余裕でコーナー+アップダウンも駆け抜ける気持ちよさとのこと。
この車高調、量産のためにもう少し煮詰めるそうです。そしてもちろんこのスペックでのこの車高調はJUSTICE藤森仕様=専売品です。当社にご注文いただいても販売不可能です。
ワタシが栃木県にて衝撃を受けたのは、藤森君から教えてもらった栃木県のラーメンです。栃木県のワタシの勝手なイメージは何も無い田舎。ところがどっこい、良く考えたら、天皇陛下の那須御用邸があり、避暑地としてお過ごしになる場所。天皇陛下が静養地に選ぶほどなのですから。東京からのアクセスも電車も高速も非常に良く、山、川、緑が多いけれど、宇都宮なんてめちゃくちゃでっかいモールの集合体があり、ショッピングも楽しめます。そして那須方面に足を運べば、豊かな自然の中に、超オシャレなカフェやケーキショップ、イタリアンレストラン、高級ホテルがたくさん。
そして一番驚いたのが、ラーメン。
いやもうありえないうまさ。仕事がら、台湾、韓国、中国、マレーシア、ベトナム、カンボジア、シンガポールなどはもちろん、アメリカやヨーロッパも訪問しています。日本国内は関東、北関東、関西全域、四国、九州、北海道も回りました。色んな食べ物をあちこちで食べました。そしてあえてその中で、値段も無視して一つ、ゼッタイに今食べたいものは?と聞かれると、栃木県のラーメン、白河系ラーメンです。大好きなオレのフレンチのロッシーニをもしのぎます。
しかも、こってりとんこつなどではありません。一見普通の中華そば。オーソドックスな醤油系ラーメンです。
説明のしようがありません。塩味や調味料のようなものはほとんど感じず、うまみの塊を飲んでいるような味。あっさりにみえつつ、パンチがあり、上質な脂分もラーメン欲を満たしてくれます。トッピングのチャーシューは、もともと、福島の炭鉱で生まれたラーメンで、冷めないように蓋代わりに敷き詰めるのが変化しており、薄めのやわらかさがたまりません。
半熟卵に、宇都宮餃子で有名になった栃木県の餃子をワンタンにしたものも入っています。
白河系のおいしいラーメン屋さんはいくつもありますが、このとらや分店はすべて制覇した中ではトップクラス。
平日の昼間でも他府県、地元の人たちのクルマでいっぱいです。
http://www.tochinavi.net/spot/home/?id=10786
藤森君の名言は、「地元ナンバーのクルマが少ないときは、味が不安定になっているときです。有名店になると多少のことでも他府県客は安定して来られますが、地元のヒトは敏感ですから」
なるほど。当社も地元のヒトにもしっかりと愛される商品作りを心がけよう!