先日、テレビの報道をみて、おもわず「オオッッッッッ!」となりました。
なんと軽自動車に白ナンバー!が装着されています。
いったいどういうことダ!?
歳をとるにつれ、デカイ乗用車やミニバンだと運転だけでなく、駐車の際などに神経を使うので嫌になることが多く、最近は軽自動車の魅力にグイグイ引き込まれている私。デカイクルマが偉い、クルマで見栄を張る、なんていうのは正直日本が発展途上で成金が多かった時代の話。クルマが高級だから、乗っているヒトも高級だなんて、先進国である日本人が思うわけが無い(はず?)
ただし、やはりあの黄色プレートがいただけない。ボディが白のクルマに黄色だと、あまりにも黄色が主張しすぎ。赤や青のボディカラーだとさらに気になってしまいます。
いまだに軽自動車を安物なんて思っているヒトは失礼ながら一般素人。このアフター業界に関係するヒト、またお客さまにとっては常識として、もう軽は安物ではない。今一番日本で売れているNBOXだって、人気の売れ筋グレードなんて軽く200万越え。
S660なんて、新型ロードスターとほとんど値段変わりません。立派な一つのジャンルです。
そして、今一番面白いバリエーションが生まれるのも軽自動車。スポーツカー、オープンカー、ツーシーター、SUV、クロカン、トラック、ミニバンなどなど。ターボもあればハイブリッドもある。
カスタム、チューニングもどんどん盛り上がっています。
乗用車のほうが最近は新型の発売があまりなく、そのせいもあって旧車、ネオ旧車ばかりどんどん盛り上がる始末…
AE86なんてもう500万円が見えてきました…
これは浮谷商会さんに入庫していた極上、超低走行BLACK LIMITED。値段聞くのは怖くてやめました。(浮谷さんについては後日紹介しま~す。)
シルクロードも営業マンである私も、どのクルマも全てクルマ。FRが偉くてFFはダメだとか、ミニバンよりスポーツだとか、軽より乗用車だとか、一部のそういった感覚もあるようですが、当社にはどれもクルマ。面白くするのはお客さま次第。それがクルマ文化であり、その一助となるのが当社の使命。
話がそれてしまいました。ナンバープレートに戻りましょう。
とにかく、軽自動車のボディカラーとミスマッチが多かったナンバープレートを、白にすることができるのです。
手続き方法はネットでいくらでも出てきます。
https://annai-center.com/documents/graphic-number.php
基本的に1万円以下のようなので、ドレスアップとしても十分良い値段設定です。
気になるのは、なぜこんなことが許されるかということですが、すごく調べているヒトが居て関心しました。去年末に法改正をしていたというのです。このサイトの記者さんはスゴイです。
しかも、この五輪プレートの製造工程まで調べ、耐久性が通常のものより低いということまで教えてくれています。
軽自動車にとってはまたとないドレスアップ材料、そして、それがオリンピックの盛り上げに少し貢献するかもしれません。40周年対談で、当社の代表、カワイ製作所の川居相談役、そしてキノクニエンタープライズの安村社長は「もうすぐ人生2度目の日本オリンピックだな」といっていました。この年代の人たち若かりし頃のクルマ業界の話を聞いていると、本当にクルマも、アフターパーツ業界も、そして日本もビックリするくらい変化したことがわかります。
オレ、別に関係ねえや、カネの無駄遣いだな、くらいに思っていましたが、この業界に直接影響する今回のプレートをきっかけにやはり大きなイベントを目撃するんだなと、少し心境が変化しました。
しかしずるいョ、日本政府は。自分達の都合でルール勝手にかえちゃうんだから。
今月の衆議院議員選挙、当然行かないとネ!