ASNU TOKYOインジェクター洗浄 知らなきゃ大損! 

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直噴エンジンのインジェクターは要注意! by ASNU TOKYO 実はFT86も


 

お久しぶりのASNU TOKYOさん訪門。

http://www.asnu.tokyo/index.html

表札にすらこの美しいメタルプレートをワンオフするところから、細部にこだわる方ということがヒシヒシと伝わってきます。

 

クルマにとってはエンジンが心臓。エンジンは、ガソリンと空気を混ぜたものに火を点けて爆発させ、それを動力に変えています。バーベキューで炭火に風を送り込むと、火力がアップするのと同様、ガソリンの燃焼も空気=酸素の量によって爆発力が変化します。

http://car-moby.jp/201167

キャブレター式が大半のクラシックカーや旧車は、その混合量をショップのメカニックが手動調整で最適な部分を見つけてセッティングしてきました。他の車より大幅にパワーを引き出し、安定するエンジンを作る人は名チューナーとしてひっぱりだこになりました。

http://bike-club11.com/winter-bike-choke

ただ、キャブレターはチューニングをするたび最適な混合率を手探りし、リセッティングすることになります。また、季節による温度変化には対応できず、私も40年ほど前に、冬場になると、学校に遅刻しそうなのにエンジンがかかりにくく、チョークというケーブルを引っ張り、イライラしながらエンジンスタートを何度も繰り返していた母親を思い出します。

http://car-moby.jp/216899

 

しかし、1970年代あたりからインジェクター車両に変わっていきます。インジェクターは電子制御で気温や走行状態に応じて、今までチューナーが経験と長年の勘でやっていた調整を、都度、自動でどんどんやってくれるのです。革命です。

ところがこの便利なインジェクター、古くなるとトラブルが出ます。インジェクターは要するに霧吹きと同じ。霧吹きですからノズルがあり、ここが徐々に目詰まりを起こすのです。目詰まりをし始めると、空気とガソリンの噴射量が不規則になったり、量が狂ったりし、燃費の悪化、パワーダウン、エンジン不調、そして最悪はエンジントラブルにつながります。

特に最近流行りのネオ旧車、正直コンディションは良くないと思います。

ASNU TOKYOさんは、そんなインジェクター洗浄の専門家。

カフェかと思うほどきれいで、小さなホコリすら許さないところに、エンジン部品を手がける職人魂を感じます。

そのI PAD MINIを固定している三脚! すげえカッコイイ。買ったんですか?

「作業動画を撮影するのに探してたら良いのがなかったので、手作りです」

商品として売れるレベルですョ… アルミで美しい…

あれ、こんなのあったけな?

「衝動買いしちゃいました… 新型超音波洗浄機…」

今のモデルでも全然使えているのに、良いものがでると職人魂がすぐに清水の舞台から吉田さんを突き落とすようです(笑) でも、常に最新機器で対応してもらっているのは、依頼する側にすると嬉しいもの。

インジェクターは普通に手で洗浄する人もいます。けれど、ASNUさんではBOSHが認定する専用の洗浄液を使い、超音波機でしっかり洗浄してくれます。それだけではありません。ちゃんと洗浄後にパルステストをしてくれます。

インジェクターはアクセルの開閉度などによって、その霧吹きで噴射する量やパターンを変えています。そのパターンが狂っていては、結局燃費、パワーのダウンや、エンジン不調は引き起こされるのです。しかも、そのテストは10種類のパターンまでに対応しており、業界最強とのこと。

一見の価値ありです。意味が分からなくても何か楽しいです。

コレは正常な場合のテスト

汚れのひどいものは、上記と比べてこんなことになっちゃうようです。

最近良くあるトラブルが、純正新品。というのも、古い車、例えばR32 GTR用でも、発売からもう30年近く経ったクルマです。純正部品も時には長い間、棚や倉庫に新品で保管され続けているものもあります。

すると…ナント…中が詰まってしまっていることもありえるそうです…

腐るものではいから、賞味期限とかないですから。新品でも油断せずに要チェックってことです。

ホンダ専門店として世界に名を馳せるJ’S RACINGさんでも、レース車両のインジェクターは全て新品を同様のパルステストにかけて、噴射量の数値が極限に近いもの同士をそろえて使用しているとのこと。純正インジェクターも噴射量にばらつきがあるそうです! そしてそれをわざわざ数セット同時購入してそろえるということは、それだけパワーに差が出るということです。

 

 

上記写真のように、噴射テストをすると洗浄前と後では、これだけ噴射の量もかわるということです。

エキマニの製造販売をしていて、よく「等長になっていますか?」という質問は耳にしますが、正直そんなことよりも、これだけガソリンと空気の噴射量が違うほうが、なんだかマズいのではないかと思います(コンピューターがある程度補正するとはいえ)。

お値段もかなりリーズナブル。洗浄、テスト、レポート出力、そして数台分まとめてなら、数値の揃えまでやっていただいて、基本値段¥5,000/1本。

http://www.asnu.tokyo/service/index.html

レース車両はもちろん、ネオ旧車、そして最近流行の軽自動車もまず最初にやっておくべきメニューではないかと思います。

また直噴GDIエンジンのインジェクターは普通のものに比較して倍以上劣化がはげしく、効果も絶大で、燃費が相当改善するようです。

ご自身がレースメカニックも長年しており、同時にこの業界で問屋業などにも携わっていることもあり、豊富な知識と経験をお持ちですから、色んな相談に気軽に乗ってくださります。

いやあ、今回は非常にザンネン。

営業先は、大半が郊外で、都内に行くチャンスはあまりないですから、杉並区の荻窪にあるASNUさんに行くときは、夕方訪問=グルメツアーをしたいのですが、今回は午前中訪問…

前回訪問したお店もよかったし、TVの汚ナシュランに登場した店もいきたかったのに~。

また次回楽しみにしております~。


 

ASNU TOKYO  あなたのインジェクターは大丈夫!? 洗浄でいいことだらけ