梅雨明け宣言!夏がキタ!
頭の中はこんな妄想で一杯ですが、決算棚卸し、商品開発、色々あってしばらくは、まだ労働モード…
さてさて、営業マンですから日本全国、12年間、色んな場所で色んなホテルに宿泊してきましたが、先日、恐ろしい思いをしました。
けちけち営業マンで、茨城県のとある超安いところを手配。部屋に入って衝撃… 部屋の隅っこにもり塩… しかも4~5箇所… 恐ろしかった… 結局、何も起きませんでしたが(電気、テレビはつけっぱ)
そんな話を3UPの三上さんに話していると、でてきました… ヤバイ話…
「若い頃、そういえば…」
「夜、片側2車線のそこそこ広い道を友人と一緒に走ってたんです。左側をゆっくり走っていたら、後ろから飛ばし気味のクルマが抜いてったんです」
「直後、目の前にありない光景。路上に女性が横たわっていたんです!ヤバイ!と、とっさにブレーキを踏みました。」
間に合ったんですか!?
「こちらはスピードが出ていなかったので間に合ったのですが、抜いていった車は間に合わなかったようで、『ドーン!』と音がして、両方のクルマがその場に止まりました」
「ボクは、慌ててクルマから降りて、接触したと思われるクルマのドライバーに駆け寄りました。クルマから降りてこないんです。」
逃げようとしたんですか?
「ええ、そう思って覗き込んだら真っ青な顔でガタガタ震えていて、『やっちゃんたんだね?』と聞いても、まともに返答しない。とにかく女性を介抱しなきゃと、彼を引き摺り降ろして、手分けして女性を探したんです」
「道路上に居ない。道路脇にも、さらにその周囲の田畑を見ても居ない。良く考えたら血痕も無い…」
「結構な時間、周囲をウロウロしていたら、タクシーが通りかかって、運転手さんが声をかけてきたんです。『また出たんだね?ここ、居るよ』って指差した先に、お花がおいてありました。」
三上さんを知っているなら分かりますが、論理的にモノを考えるヒト。ウソや脚色でヒトを驚かせるタイプじゃない。だからゾクっ…
実は、霊感の無い鈍感なワタシも一度だけ経験があります。入社したての20年ほど前、現在の建物ではなく、引っ越す前のシルクロードでのこと。
こんな感じで高さが4~5メートルはある扉がついた倉庫のような場所でした。この参考写真にはありませんが、小さなくぐりドアが設けられていました。
入社した当時は夜中まで残業が普通の時代。ワタシも夜11時くらいまで残ったことがありました。1階で作業をしているとと、天井から「ギシギシ、ギシギシ、トントン、トントン」と2階で確実に人間が歩く音がします。はっきりとです。
若いし、腕力には自信があったので、”泥棒だ!、手柄を立ててやる!”と、興奮気味に社長の愛用パターをを握り締め、「うオりゃー」と叫びながら二階に上がりました。
「シーン」
誰も居ません。隅々をチェックしていると、だんだん、背中がゾクゾクしてきて、本能的にヤバイ、となり、会社の電気もクーラーもつけっぱなしで、表のくぐり戸から出ました。そのドアを閉める直前、会社の一番奥に目が向いたとき、暗がりで、白い手だけが「おいでおいで」をしているのが見えたのです。
翌日、当然、ド叱られました。電気もクーラーもパソコンもつけっぱなし。
その日、仕事をしているうちに、昨夜の出来事も本当かどうかわからなくなり、帰り支度をしていると、隣の社員さんが残業するようだったので、”信じてくれないだろうな”と思いながら昨日の話をすると…
「知ってるよ。音はしょっちゅう聴いている。オレは気にしないけど」
超変わりもので、それこそ理詰めでしかモノを考えない、UFOやお化けとは無縁のこのヒトが、はっきりそういったんです。その後、数名の社員に聞いたところ、皆、同じ体験をしていました。ビックリ。
この日から、残業をやめました。やる事があるなら、朝5時、6時の早朝出社にしました。
当時怖かったのですが、今思えば、悪意は無いと思うのです。
その場所でシルクロードとセクションは、良い商品を多数生み出し、成功していたんです。成功して手狭になってきたから現在の場所に引っ越したんです。
座敷童子のような良い影響があったかどうかはわかりませんが、少なくとも悪い影響は無かった。怖いのは怖いですが、悪意をもって何かするということは無いと思うのです、”本当に存在する”としても。
創業の地、AUTO SALONシルクロードの写真。45年前、ここに田原本デパートという、現在のイオンモールをギュッと凝縮したようなものがあり、その一角にあったそうです。
会社の成長と共に、何度も引っ越しをしてきました。それは会社が、ユーザーから45年間、”必要”とされてきた結果。現在のシルクロードの一員として、その重みを痛感しています。
それにしてもなぜでしょうね、クルマにまつわる怪談話、怖いのに聞きたくなっちゃう(笑)。
他のショップさんでも、そんな話をすると「絶対このヒトはそんな話信じない」っていうヒトに限って、実体験があったりするんです…
目に見えることだけが全てではない、ということを教えてくれるという意味では、お化け、幽霊のお話は悪い事ではない、と思っています。目に見えないものも大切。
夏はコレと稲川淳二が最高ですが、個人的にお盆には時間をとって、お墓参りを毎年、計画しています。お墓参りって、物理的に消滅したヒトたちの埋葬場所に行くだけの、非生産的行為なのに、心には特別な不思議な変化が起きます。
怖い話、体験談、ご紹介していただけるものがあれば、是非、お待ちしております!
怖がりなクセに、怖い話が好きな営業マンでした。
(今回のブログの全ての画像は、内容とは関係がありません)