三重県のWONDERさまより新型BRZが入庫!
最新スポーツカーのオーラ。
昔はスポーツカーでも車高が高かったり、バンパーが間抜けな形状だったり。
けれど最近は車高が低く、ホイルも大きく、外装も完成形と言って差し支えありません。
このまま乗っても十二分。
と言っていては当社の存在意義がなくなりますし、良く見ると気になる部分も。
例えば美しいボリュームのあるリアフェンダーのアーチモール。
必要性は理解するものの、バンパー部はコストダウンで一体化されている様子…
当社では上からかぶせる9mmオーバーワイドモールを検討中。
それと給油口の形状と大きさ。
これもせっかくのボディラインをスポイルしてしまっている。
TRDもそこが気になったのでしょう。
フューエルリッドのガーニッシュを発売されています。
昔、流行ったこの手法、懐かしい。
当社開発部からは蓋を取っ払うという大胆な提案。
中心部に穴をあけた樹脂カバーを作成。
ガソリンキャップを鍵付きタイプに交換するという方法。
調べてみると蓋は外すことが可能。
真空整形で樹脂カバーを作ってキット化を検討。
早速、真空整形工場に向かうとプロボックス用フェンダーが大詰め。
量産型が完成したそうで、これから量産に入れるそうです。
発売前にも関わらず、初回ロットは予約で完売。
今後、ダミーリベットタイプタイプやサイドステップ開発も計画。
今回、真空整形工場にて紹介された新素材。
従来のABSではなく、AES。
ローラーで材料を板状にする際、凹凸をつけてカーボン柄にしてあります。
カーボンルックというのは基本的に表面プリントが基本でした。
これは触った感じや見た感じはルックというより本物に近い。
今回のBRZパーツ開発にも積極的に投入することにしました。
新型はほとんどのパーツが初代と互換。
当社のアーム類も一部を除きすでに新型用として発売中。
けれど変更が必要なものもあり、これから色々と開発を進めていきます。
道中キノクニさんを訪問。
当社と同じく値上げについてかなり悩んでおられました。
コロナに加え、世界的なロシア制裁の影響により多くの材料が高騰。
キノクニさまでは新カタログ配布時に大半の商品値上げを実施予定。
すでに一部商品は赤字販売になっているようです。
当社も5月から10~15%値上げを発表予定。
もちろん、ただ単に値上げすれば良い、とは考えていません。
商品によっては質を向上させたり、新たな素材に変更したり、選択制にしたり。
改革のチャンスと捉えて対応しています。
3月も半ば。
卒業式のお祝いに当社から5分のマルト醤油さまでランチ。
創業1689年、奈良県最古の醤油蔵元。
現18代当主が70年の休眠から復活させました。
宿泊と醤油尽くしのお食事が楽しめます。
このスポイトに入ったお醤油でいただくお刺身が悶絶もの。
料理は一つひとつが美しく斬新。
食べるだけでなく、見る楽しみもあります。
元アパレル業界ご出身という18代目当主さまのセンスでしょう。
これがお子様ランチという衝撃…
これはもう、大人ランチです。
デザートも含めてすべて醤油と麹が主役。
お昼のコース、その破格さにお会計でビックリ。
非日常空間と刺激的な料理。
そして心地よいホスピタリティ。
制服の胸にピン止めしてあった小さな花。
それを見て卒業式直後と気づいてのサービス。
ビックリしました。
お会計の時、ここで作られた醤油が初めて一般販売されると知りチェック。
一切添加物を使わずに、昔の製法と菌を用いて作られた醤油。
当主さまの説明と熱のこもりかたで納得しました。
この蔵と職業に対する熱意と喜び。
ただ醤油をつくるだけでなく、どう伝えるかを大切にしている。
だからこそ、食事をされる方を愉しませ、喜ばせたいに繋がる。
トイレットペーパー一つにもこだわり。
美しいトイレに感激してたら、これを見つけてさらに楽しい気持ちに。
当社も在住する奈良県磯城郡田原本町。
日本人の大半が知らない地名。
なんの変哲もない、都会でも田舎でもない、ましてや観光地でもない場所。
なのに、平日のお昼から満席。
遠方からも多数。
モノづくりの力と可能性を勉強させていただきました。
震災から11年、終わりが見えないコロナ過にロシアのウクライナ侵攻。
何か自分にできることは無いのか…そんな切迫感と無力感。
でも、そんな時こそ大切なのはいつも通り普通に生活すること。
平凡な日常の積み重ねこそが、もっとも平和を守る気持ちに繋がると感じています。
戦争を仕掛けたロシアから、マクドナルドが撤退!?
ある意味核攻撃より恐ろしい…
え!?
NETFLIXにアマゾンも撤退ですって…
私がロシア人なら、生きる屍と化してるわ…
やっば平和サイコー!