発売中のS660専用ドリンクホルダーとスマホホルダー
ユーザーさまから素晴らしいアドバイスをいただきました
YOU TUBEでわかりやすく解説していただきました
非常に的確でおしゃれで思わず見入ってしまいました
ご指摘いただいたのはドリンクを支えるホルダーの強度
こちらは見た目以上には強度があり、また補修品対応も可能とお伝えしました
問題はドリンクのを支える底ブタの形状
開発側として悩んだ部分であったのでとても刺さりました
これらは真空成型技法では限界があった部分
一方向に引き抜かないといけないために整形の形や厚みに制限が起きてしまうのです
純正ドリンクホルダーのような製造方法や材質ならば対応できた部分
現在の当社には型代と製造ロットがあまりにも大きすぎました
とはいえ、これはあくまでも当社内の事情
動画を見ながら思わずうなったのはコースターでの対応
サイズまで調査されカーメイトの音吸収タイプがぴったりフィットしています
見た目の質感も大幅にアップ
ご指摘は次回の製品開発には大きく参考になります
今回の件で過去資料を見直して思い出しました
44G のヨシタクさんとシュピーゲルヘンミ部長と一緒に開発した製品
もう5年も経つんですねえ
新製品が生み出される工程においては多くの人の知恵と技術が必要です
真空成型パーツの場合は提携工場さまと職人さまたちがいなければ不可能
なによりクルマの部品に特化した工場は全国でもごく少数
50年前のハコスカから現行GR86までを網羅し、軽自動車、貨物車、外車まで対応する当社
メーカーとしての製造能力はあれど各車種の知識やプロデュース能力は専門店さまが圧倒的
お取引先さまのご協力は不可欠
そしてユーザーさまからのフィードバック
実際に愛車で移動するユーザーさまが世界イチの専門家
今回のご意見も目からうろこの内容でした
それにしても商品に対する提案を動画でお伝えいただける時代なんですね
過去の電話先での「だからこういう感じにしてほしいんだよ!」的な押し問答とは大違い
それに動画を切り取っただけでもこの画像のセンスと完成度の高さ!
うちの広告に使いたいくらいです
私はいわゆる団塊ジュニア世代/就職氷河期世代にあたります
テレビっ子世代でもあります
動画は視聴するものであって自分で作るなんて考えたことがない
特に最近人気のTIK TOKにいたっては何をしたらよいのか理解すらできない
私は若い人たちを見て「なっとらん」と思うことは全くありません
人の指示に従ってばかりのワタシ世代とは違い、創造力や独自性、そして突破力を感じています
これは世代というよりも年齢を重ねた結果なのかもしれません
すぐに”できない”理由を探してしまい臆病に
Bay Area Boyさまのように”どうしたら良い結果になるか”という思考が欠落しがち
とはいえこういう若気の至りはダメです
股間が消滅しますのでやめてください(笑)
当社の社員には大昔の武勇伝が数々あります
一人で作業中にウマ(リジッドラック)かけずにジャッキアップして圧迫死寸前とか…
夜中にダートラの練習していて谷底に落ちたとか…
安く車高ダウンしたくてコイルスプリング切ってたらノーサスになったとか…
そんな人たちの痛み苦しみが、当社製品の安全性に反映されているんですYO(笑)