JB64ジムニー ラテラルロッド、AFSステー、その他開発進行中!

「あんたー!そのTシャツ、間違ってる!」

S660のスペシャリスト、44Gのヨシタク社長の奥さんが事務所で爆笑しています。どうやらイベントスタッフの女性用のSサイズを装着していたようですヽ(*´∀`*)ノ

http://s660-44g.ocnk.net/

「ピチピチで作業しずらいわー」

S660での商品開発能力がずば抜けている44Gさん、その理由はこの人のオモローな魅力と、その熱意が業界の色んなメーカーや自身の提携工場の人に、「ヨシタクはんの頼みなら、シャーないなー」と思わせてしまところなんでしょうね。

そんな彼の言いなりになっているワタクシは、今日、S660のエンジントルクダンパーの試作品のテストを依頼。当社ではS660用は開発予定に無かったのですが、シュピーゲルのへんみ部長からの、「S660のトルクロッドがエンジンの下側を押さえているので、上も必要だ」という意見と、ヨシタクさんの「トルクダンパーは見せてナンボでしょ!ファンキーな位置に作って!シクヨロ!」という熱意に負けて、開発したのです。(というか半強制ですが)

S660エンジントルクダンパー 開発状況の紹介@SECTIONってどんな会社?

とにかく新商品開発に貪欲。当社も負けていられません。早速会社に戻り、新型ジムニーパーツの開発の打ち合わせ。すでに数点、装着確認中でした。

こちらは光軸調整ステー(AFSステー)。最近のクルマは、荷物をたくさん積んだときにヘッドライトの向きが上を向いてしまうのを防ぐために、自動で調整するようになっているのですが、車高を上げたり、下げたりしてもリアに荷物が詰まれた!と誤作動し、変な方向にライトが向いてしまうんです。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/footwork_als

ダウンサスでも実はこういう問題は発生してるのですが、運転手さんが気づいていないことが多く、

「やたらパッシングされるなあ~」「なんかヘッドライト明るい割には見にくいなあ」

という症状があるだけでなく、車検が通らなくなることもあります。

もちろん、ディーラーでリセットするなどの方法はありますが、面倒だし、合法でも改造していたらなんとなくディーラーに行くのもイヤだしな~って時に大活躍。値段も車種によっては¥1,500~2,500というお手軽さ。車種専用なので、取り付けも楽チンです。

新型ジムニーは2種類制作が必要となりました。アゲたとき、サゲたときでそれぞれ別に設定しないと作れないとのこと。

なお、ジムニーにAFSが装着されているのは、ヘッドライトがLEDのグレードです。

ええ、お気づきとは思いますが、当社ではローダウンが増えるという予測をしています。過去のジムニーではリフトアップが主流でした。JB23は一部を除けば、主流派はアゲ。でも、今回の新型は明らかにローダウンを宣言されているエアロメーカーもおられるように、発売前からのベンツのGに似た外観からも、サゲ系が増えることは確定と思っています。当社もすでにローダウンキットは準備中。そのための2種類のAFSステーの設定。

続いてラテラルロッド。ジムニーは前後にラテラルロッドが必要な車両です。JB23のラテラルロッドがそのまま装着できると予想されていましたが、リアのみ共通。フロントは別モノでした。試作したのは純正ラテラルロッド加工タイプ。JB23では純正加工が人気だったので、当社でも作りましたが、調整ターンバックルの場所が色んなクリップや配管があり、当たりはしませんが、調整が面倒くさい。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/footwork_lateral

これはJB23用の当社のオリジナル。ラテラルロッドは、AE86などのスポーツカー用の時代から作っており、強度や耐久性には自信があります。しかもジムニー用は直径25.4mmの極太タイプです。新型ジムニーの純正は22.3mmくらいですから、間もなく発売予定の当社オリジナルのほうが太さで勝ったゾ!(笑) 

また、調整箇所が左右のエンドなので、クリップや配管の接触を気にせず調整がしやすくなります。純正加工タイプと両方同時発売予定です。値段はJB23と同じになる予定です。

当社の商品開発担当者はロードスターとジムニーを乗っています。それでわかると思いますが、変態です。そして、当然JB64に対しても、勝手にドンドン新商品を考えているようです。

いつの間にかスペアタイヤが外されています。何をする気なんだ???

「オレの乗ってる旧いジムニーはスペアタイヤの位置が中央じゃなくて、右にオフセットされとるんや。先祖返りしてええデザインしてんのに、コレは許せない」

と、いわゆるスペアタイヤオフセットキットと、ナンバーオフセットキットを勝手に開発はじめちゃいました(笑)。また、シエラなどがローダウンすることも見込んで、スペアタイヤを室内に保管するキットも計画しているようです。さすがジムニーユーザー、着眼点がイイ!。

スコップキットも二転三転していますが、開発中。

JB64新型ジムニー ナンバーオフセット

ナンバーオフセットは発売中!こちらは買って絶対損はありません!おススメ!

さて、今回のジムニーで肝心かつ問題になるのがリフトアップ。ジムニーの定番アイテムであるリフトアップですが、トランスファーの干渉問題で、純正ショックよりも長いショックを装着しての3インチリフトアップなどは原則不可能。もちろん、専門店様などは意地でもアゲるでしょうし、ボディリフトという手法がありますから、最終は可能でしょう。

けれど、ダートトライアルでもしない限り、快適性を犠牲にし、コストをかけ、車に負担が大きくなるようなリフトアップは避けたいところ。

また、このノーマル状態でも、すでにタイヤとフェンダーのクリアランスが非常に大きく、ムリにリフトアップしなくても良い人も多いでしょう。当社の判断としては、ノーマルショックの範囲内で、1~1.5インチアップであれば、コストが低いだけでなく、車検もOK(車高は車検証の数値から±4cmが基本)と考えています。

車高に関しては「最低地上高9cmあれば合法だろ!」が常識化していますが、厳密にはちょっと違います。車検の際はクルマの全高が車検証の数値の±4cm以内かどうかが検査の対象。それを逸脱すると、構造変更の対象になるのです。その上で、9cmより低いものは、たとえ手続きを取っても認められない、という数値であるに過ぎません。世の中のダウンサスの大半が40mm以内のものが多いのも、一つの理由。良く見る35mmというのはヘタリ量やちょっとした重量の変化も見越している数値でしょう。

https://www.goo-net.com/pit/magazine/30047.html

そして下げるだけでなく、これはアゲにも適用されます。9cm以下を取り締まるのは、あくまでどんな改造申請でもそれは許されない高さ。踏み切りや道路の凹凸などの色んな数値からだされた安全基準。例外が許されな数値であることです。最低地上高が9cmあっても、純正から上下4cm以上変わっていれば、それは検査の対象となります。

それ以外にも小型車は全高2m以内であること、などの別条件もあります。車種によっては灯火装置の位置も関連してくるので、最低地上高9cmを守るのは当然ですが、±4cmを守っても絶対安心ではありませんので注意が必要。

ちょっと脱線しましたが、新型ジムニーは、構造上の問題から、そして車検時の負担から、また車高自体がすでに高く見えることもあり、当社では1~1.5インチキットに着手することになりました。XBEEなどの他のリフトアップキットで使った手法を応用すれば、調整式のスペーサーで対応できそうです。

クロスビー 1.5インチリフトアップキット 完成! (XBEE MN71) 2WD/4WD

また。スペーサー式の良い副作用として、ノーマルスプリングの初期の柔らかいレートを殺し、マックスレートをいきなり発生させる効果もあり、乗り心地をさらに改善することが出来そうです。コーナリングのふらつきなどが抑えられるので、スポーティーになることは、すでにハスラーやジムニーで、当社だけでなく、取り付けたお客様の感想からも伺えます。格段に乗り心地が改善されたと好評価の新型ジムニーですが、それがさらにブラッシュアップされます。

そして年末に完成予定の真空成型オーバーフェンダーが揃えば、一段落。年末に、当社パーツがフル装備された、開発ご協力いただいているAUTO FACTORYさんの国防色ジムニーを披露させていただける、はず、です。

メーカーさんがオモシロいクルマを出してくれると、こちらも元気がでます!ジムニーと言う車は関わっていて、とても楽しいクルマです。もちろん、当社は欲張りですから、冒頭のS660のみならず、サニートラック、スイフト、イグニス、ハイエース、スーパーキャリー、N-VANと、ジャンルの異なるクルマの開発が決定し、順番待ち状態。

そして、ヨンヨンジーさんのように、全国のお取引先のショップ様や専門店様から、日々色んなヒントや情報、そして元気をいただいており、それをユーザーの皆様にドンドン還元できるよう、とにかくスピードアップで年末まで突っ走ります~。