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初回納期、およそ2月上旬と予定しておりましたJB64ジムニーのABSワイドフェンダー(ワイドボディキット)、現在、量産、納品に向けて最後の追い込み段階!
お気づきの方もおられるかもしれませんが、開発車両は国防色ジムニー。
お借りしていたAUTO FACOTRYさまのジムニーにはすでに試作品フェンダーが装着済み。なので、量産品のテストには使えません。ですので、量産型の確認用に、カワイ製作所さまの白ジムニーをお借りして持ち込み。いよいよ、量産準備です。
真空成型で使う型ですが、かなり特殊な製法っぽいのでモザイク。ジムニーのフェンダーと、サイドステップの量産用の型が完成していることが分かります。
でも、まだ、まだもう少し我慢してください… 量産型ができていても、これで作った製品は職人さんには納得行かない部分があるようです。私も、修正箇所を見ましたけど、コンマミリ単位の世界で修正中…すごい…
いや、もうええやん… 完璧やん…
そう思うのですが、さすがのメイドインジャパン、職人さんは妥協してくれません…(納期が…)
バックオーダー、嬉しいことに予想の何倍もいただきました。初回オーダーの30セットは一瞬で蒸発。その後、予想をはるかに超えるご注文を頂き、嬉しいを超えて重圧…
現在ご注文いただいても、ゴールデンウイーク前後にはなります。真空成型はFRPと違い生産能力が高く、このフェンダーキットも一日20~30セットは製造できるそうです。ただし、当社以外にも多数仕事をお持ちなので、ひと月あたり50~60セットくらいの製造量を予想しています。
この国防色ジムニーにも異常に似合っていましたが、白もいい!。他の色のジムニーに装着するとどうなるかとても興味がわきます!
すでにご注文入れてくださった皆様、感謝を申し上げあるとともに、初回に真っ先にご注文くださった方々には、当初より多少納期がずれるかもしれませんが、2月中にはほぼお渡しできそうなことをご報告させていただきます。
スズキもJB64ジムニーの予想以上の反響にてんてこ舞いされているようです。つい先日までは1年近いといわれていた納期をかなり詰め、生産能力も当初の月産2500台程度だったものを、今年から倍近くに。それでも遅れが発生しているようです。
先日、当社にリフトアップキットをご注文いただいたお客様も、
「商品届きました!でもね、クルマの納品が遅れていて、ディーラーから『確定納期がまだでません』っていわれました。しばらくはリフトアップキットは部屋に飾って眺めておきます、ははは」
しあわせな時間ですよね。クルマを買うかどうか悩み、オーダーし、納車されるまでの待ち時間というのは至福のひと時。どんなパーツをつけようか、どこにいこうか、だれといこうか、色ん妄想を雑誌をみながら膨らませる… ほしい… ジムニー欲しい…
今日の開発会議でもジムニー用パーツが続々上がってきました。これは以前ご紹介したスペアタイヤラックのアダプター。純正はスペアタイヤしか装着できず、純正アルミホイルすら装着できない新型ジムニーの問題解消のアイテム。意匠登録出願済みです。
意匠登録する理由は、最近騒動になった「ティラミスHERO」と似たような経緯。悪意をもって、他社の未登録の製品を出願し、その会社の販売権利を奪う、そんな商法が中国だけでなく、日本でも発生しつつあるからです。もちろん、それは違法ではありません。ティラミスHEROが可哀そうだ、という世論が働きました。日本人でよかった、そう思いました。でも、世界では非常識。法治国家である以上、感情論だけではダメ。シンガポールの有名本家さんも、ワキが甘かったと思うのです。
当社は自分たちをしっかりと自衛する。けれどそういう権利を振りかざして他社を攻撃するようなことはしない、そんな新しい形を、小さい会社ですが目指しています。
こちらの35ミリショック延長ブラケットも同様の理由で現在出願中です。JB23と同じ手法で作れると思いきや、それだとブッシュのよじれが酷く、場合によっては純正のショック頭が曲がったり、折れる可能性も考慮し、この特殊形状の制作にかかりました。
このカワイ制作所のデモカーは当社のリフトアップキットで20mmほど上げてあります。キットとしては1.5インチ(約40mm)まで上げられる余裕があります。20mmなら延長キットは無くてもいいのですが、40mmくらいまであげると、段差や悪路ではショックアブソーバーのストロークが不足してきます。そのため、急ピッチで現在、この延長キットも開発を急いでおります。
そうそう、今回、カワイ制作所のデモカーを1時間ほど運転したのですが、予想以上の快適さに驚きました。こちらは動画も撮影したインプレッションを後日、アップしたいと思います。
このブログの読者の方で初回オーダーしてくださった方にもチクリといわれたのですが、
「シルクロードさんのフェンダーの納品と、スズキディーラーからの納車、どちらが早いでしょうねえ(笑)」
負けるわけ無いだろう~、と当初タカをくくっていた事を反省します。もちろん早い納品に超した事はないのですが、現場の職人さんの細部へのこだわりも大切。バランスをとりながら急ピッチで進めてまいります!
フェンダーセット予約しました!
その上できになったのですがルーフキャリアもつけていて、サイドステップは足をかけてもいいようにできていますか?
よろしくお願いします!
だいさま
ご予約ありがとうございます!
確定納期はまだでていないのにありがとうございます。
3月は恐らく厳しく、4月あたり、最悪はゴールデンウィーク後になる可能性もありますが、極力早まるように努力いたします。
ステップの件ですが(昨日勘違いした内容を書き込みました)
足をかけることは考慮して製造しておりません。
泥除け効果も狙って、かなり張り出したデザインです。延長された部分の中は空洞ですので、おすすめできません。
ただ、ABS樹脂で形状も張り出した部分以外はボディにぴったり沿わせているので、乗っても大丈夫な感じはしますが、私は試しておりませんし、試すことをお勧めしません。
もちろん商品強度はかなりあるんですけれど。
宜しくお願いいたします。
ご返答ありがとうございます、いちを20ミリリフトアップの予定なんですがフェンダーキットを取り付けてからオススメのタイヤやサイズあれば教えてください^_^
ATタイヤかRTタイヤあたりで考えてましたがせっかくフェンダーつけるので装着可能なタイヤを知りたいです^_^
だいさま
当社のリフトアップキットの開発担当者も、40ミリ(約1.5インチ)までの調整幅はもたせたけれど、バランスのいいところが20ミリあたりだといっていました。
メンバーの追加サポートへの干渉も無く、ブレーキホースにも余裕がありますしね。
どちらのメーカーさまの製品をご予定されているかによって、リフトアップの方法も違うので一概にはいえませんが、20mmというのは乗り心地も損なわれにくい塩梅のようです。
JB23とは基本同じボディシャーシなのですが、JB64のほうが車高が高く見えるのはデザイン処理のおかげもあるようで、20ミリでも十分車高が高くみえますしね。
お問い合わせいただいたタイヤなのですが、当社はタイヤ、ホイルの取り扱いをしていないため、どれがいいかお答えできる立場にはございません。 申し訳ないです.
一つだけいえるのは、当社のフェンダーキット装着で、全幅で20mm弱、タイヤホイルの自由度が上がります。そこに追加して、最近のルール改正で、ハミタイ、いわゆるタイヤのはみ出しが一定量まで合法となりました。
https://www.automesseweb.jp/2017/07/01/24734
これも組み合わせれば純正からそれなりの選択自由度が上がるという事になります。ただし、上記リンクの通り、色んな条件もあります。このあたりも踏まえて、タイヤとホイルに強いプロショップ様、もしくはジムニー専門ショップ様にご相談されるのも良いかと思います。
よろしくお願いいたします。
量産間近ですね♪
こちらのジムニーの納期も同じで、先週の話ですが、行きつけの車屋さんの社長さんとディーラー担当者さんとでの話し合いの結果ですが、ディーラー担当者さん曰く、ジムニーの納期が遅れていて、『確定納期がまだでません』って(笑)
「増産しているのにそろそろ分かるやろ?もうじき7ヶ月が来るで」と社長さんが突っ込むと、ディーラー担当者さんは『6月までには納車できると思います』と答えられたそうです。
僕はその結果を聞いて、7月19日に車体を先に押さえてもらってたのですが、おいおいそれでも11ヶ月?って笑ってしまいました。しかも、車体押さえるのディーラーさんミスって2日遅れるし・・・。実際入庫されるまでディーラーさんも答えようがないみたいです(笑) しかも突然納車連絡が来るって(笑)
僕も、先にフェンダーが納品されたら変形しないように飾っておきます(笑)
さて、ご質問させていただきます。
1.リフトアップキットで20mmほどの上げだと、悪路走行の場合でも35ミリショック延長ブラケットも必要ないのですか?
2.アルミホイールをスペアで取り付ける場合、旧車用には延長ボルトなるものがありましたが、ガタつきが出た場合アルミが削れるとか聞きますが?スペアタイヤラックのアダプターを付ける方がアルミホイールが傷まないですか?
教えてくださいな。
ひでたろうさま
(よかった、車の納期遅れているんだ… しめしめ(笑))
ザンネンです、納車遅れているんですね!ブログのラストのくだりはひでたろうさまのことだったんですが、マジですか~。
初期にご注文されていたんですね、そして予想納期が「6月までに」って… やはりウワサは本当で、一年待ちなんですね。
フェンダーをどんなレイアウトで飾られるのか、大変興味があります(笑)
さてご質問ですが
1)40mmまで調整幅のあるキットで、当然40mmになると装着したほうがベター。
20mm程度は、日常ユースにおいては無問題です。悪路はどの程度によるかなので難しいですね。
ノーマルの可動部分を20mm、失った、とはいえ、ジムニーは通常のクルマよりは相当可動域をもっているショックアブソーバーです。
ご自身でハードな道を走った上で気になるようなら、後から追加でも良いかと思います。
このキットは、ショックを35mm延長してしまうので、それに合わせて調整部でもう少し車高を上げてバランスをとる必要が出るかもしれません。
2)延長ボルトはコストが安く、良い手法です。
ただ、おっしゃるとおりで、非常に長いボルトになってしまうので、当然強度も落ち、がたつき、異音、ダメージなども想定されますので、当社では非採用といたしました。
かといって、それは個々の判断なので、一つの手法としては否定しておりません。当社の方針としてはムリでした。
気にされていることと、まったく同じ事を懸念し、今回のスペーサーを開発いたしました。
ですので、安心して取り付けができ、異音やがたつき、脱落などが極力抑えられる手法でたどり着いた形です。特に純正のラックの一部がゴムになっており、そこに当社のスペーサーの脚の部分がしっかりとあたることで、取り付け強度があがり、音やがたつきが解消されるようになっているのがミソです。
また、純正ラックを外して、独自のラックを装着する提案もあります。
それも素晴らしいのですが、一つ心配なのは、結構重い純正ラックを外すとき、ボディを傷つける可能性もあるのです。どうせタイヤで隠れるとはいえ、DIYをされる方のことも考えると、外すより、足すべきと思いました。外した純正を保管する場所の確保も面倒ですしね(奥さんが見つけたら捨てちゃうし)。
また、純正ラックのギミックの完成度が高く、それを捨てるのはもったいない… まさにドラクエの太陽の紋章みたいなもんです(笑)。
価格は他社さまのほうが安い可能性はかなり高いのですが、当社は独自の視点で作ってみようと思っております。
ということで、延長ボルトはホイルのダメージが気になるようでしたら避けられるべきかと。ただ、他社さまのブラケットも用途に応じて選択されてはどうかと思います。
来週装着テストしたら、またアップさせていただきま~す。
丁寧なご回答ありがとうございます。
やっぱり1.はシルクロードさんのラテラルを含む脚回りフルセットが良さそうですね。
ジムニーは嫁の通勤&釣り用で川原にも入るでしょう。たまに僕が使うかもです。で、ルックスも性能も必要ですねん(笑)
2.はシルクロードさんが開発中のスペアタイヤラックのアダプターを付ける方が良いと思いますね。高価なアルミホイールだったら泣きますもん。
基本的に弄りは任せられてますが、パーツ選択には意見を聞いて決めてますので(笑)
ひでたろうさま
足廻りは、まだ決めないほうがいいかもしれません。
詳しく調べておられるのでご存知かとは思いますが、ジムニー専門店様の大半がまだ足廻りを発売をされていません。
一部、情報によると、専門店として非の無い素晴らしいものを準備しているために時間がかかっているそうです。
当社は、純正スプリングを使うことでその開発時間を削れましたが、専門家が何度も試行錯誤を作って発売するものは、やはり期待できる部分はあると思います。
ラテラルロッドは試行錯誤しようがないので、是非当社製をお願いしたいですが。
スペアタイヤラックは来週早々に装着テストに入ります。
陸運局の見解も聞いてみようかとは思っています。
延長ブレーキホース、延長ショックアダプターも開発進んでいます。
高価なアルミ、入れる気でんな?。めっちゃうらやましいヮ…