JB64ジムニー用 リフトアップキット1.5インチ 純正スプリングを使うんです~!!

昨日、当社の業務より正式発表されました、新型ジムニーJB64用リフトアップキット!キット内容の説明はHP上でばっちりなので、ここで追加情報や裏話の捕捉をさせていただきま~す。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/suspension/project-liftup

 

装着テストをさせていただいたのはカワイ制作所のデモカー。すでにカワイ制作所では補強パーツ、牽引フック、シートレール、レカロ用車検対応シートレール、レール用ハーネスキットがラインナップ済み。

http://www.kawaiworks.com/

カワイ相談役の奥様がお買い物に利用されることを考慮して、20mm程度のアップにしてありますが、調整すればマックス40mmくらいまで上がります。特徴は、純正スプリングをそのまま使うこと。純正スプリングほど良く出来ているものはありません。自動車メーカースズキが、トンでもない開発費をかけて作っているのだから当たり前。それをいかす方式です。

注意点はオンロードの快適性を向上させますが、オフロード走破性が若干トレードオフになることです。ジムニーの足廻りは通常のクルマよりも脚を柔らかく、そして長いストロークをもたせることで、複雑な路面を走行可能としているからです。

同時装着しているKYBショックは14段調整式で、1段目だと純正と同じかソフト。14段目はサーキット走行レベルのハードさ。純正状態で相当に長いストロークをもっていますが、そのストロークを少しショートにし、減衰力の特性でオンロード性能と快適性を向上させています。当然、先ほどと同様、オフロードの走破性が多少トレードオフされます。

「予想以上に良かった!7段目がオレにはベストやな。ノーマルよりスポーティやけど、乗り心地はものすごくイイ。不快な音や感触がない」

40年前には、ラリー、ダートラ、バイクに没頭し、カワイ製作所を経営しながら、国産外車だけでなく、ジムニーも乗り継いできたヒトですから、評価はまあまあ、辛口な方です。良かった!

ハードなトライアルレースに出場する、ヒルクライムに挑戦する、といった用途であれば、ジムニー専門店様が各種用意されているリフトアップサスや、サスペンションキットを選択すべきです。大切なことは、どの走行シーンに重きを置くかということになります。

ドリフト車両にはドリフト専用サスペンションを入れるのと同じ。

目的に応じたサスペンションの選択が重要。車高が低ければ凄いとか、有名ブランドの高額なものが良いとか、「〇〇がNo1」といったレッテルは強烈なインパクトがあり、わかりやすく、アピールしやすい。でも、私は他人の意見やメディア、流行などに振り回されたパーツ選択ほど不幸なものは無いと思っています。

JB23ジムニーのサスペンションキットを調べると、本気のオフロード仕様が人気で、上げ幅も3インチ、4インチと、100mm前後のアップが常識。どれもオフロードでの走破性は素晴らしいことは間違いないでしょう。また、リフトアップでものすごく車高の上がったジムニーやクロカンというのは、スタイルも超カッコいい!そして、競技用であっても、乗り心地や日常性を極力守れるものも中にはあるでしょう。

ただ、ジムニーユーザーの中にはきっと、「車高をそこまで上げなくてもいいんだけど…」「街乗りで快適になるものが欲しいんだけど…」といった方もおられると思うのです。ノーマルジムニーの尖ったオフロード性能のほんの少し削るだけで、一般道の快適性が向上するこの1.5インチアップキットは、そんな方を意識してのものです。

さらには、車高をあげるだけでなく、下げるものもあってもいい。お客様の選択肢を増やすことで、定番スタイルだけでなく、十人十色の自由なカスタムやレースを楽しめるようになって欲しいという想いを抱きながら、今回のキットを開発いたしました。

昔、FF車に乗ったら、「FRじゃなきゃスポーツカージャ無い」って言われたことがあるんです。なぜ、自分のお金で、自分の時間で楽しむはずのカーライフまで、学生が校則に縛られるように、イチイチ指導されなきゃいけないんでしょう。バカバカしい。

ちょっと愚痴がすぎました(笑)。楽しくいきましょ!それが一番!シルクロードは「より速く、より安全に」+より楽しく!

ステージ1 リフトアップスペーサーです。純正スプリングの上側にこれを入れるだけ。高さを調整して、前後の車高をある程度好きな位置に変更出来ます。これで定価¥38,000(税別)。リフトアップスプリングでは高さの前後調整はできませんから、便利です。また、外せばノーマルに戻りますし、マックスの40mm上げでも車検はなんの問題も無く通ります。40mmを超えると、構造変更の対象になる場合もあり、そうなると、車検証の記載変更の手続き、代車、追加費用も発生します。当社が1.5インチや40mmのアップに拘るのは、特にこの部分が大きいです。

ステージ2 リフトアップスペーサー+KYBショックキットです。定価¥110,000(税別)。ショックアブソーバー単体の販売も可能です。一般走行ならスペーサーだけでも十分ですが、やはり同時装着すると快適性、走行性が一気に上がります。もともと、一般道よりも、悪路を走る上で快適になるようセッティングされた特殊車両です。JB23から相当改善されたとはいえ、JB64も本気のオフロード車。一般道は苦手なんです。だから、一般道メインであれば、ショックまで交換すると一気に快適性が上がります。

ステージ3 上記キットにラテラルロッド一台分を組み込みました。これで¥138,000(税別)。ラテラルロッドはジムニーの構造上、上げても、下げても必需品。とはいえ、数センチの上下であればタイヤの位置のずれはさほどでもないのですが、アライメントは走行性能にも、タイヤの磨耗にも、何より見た目にも重要。ジムニー業界において、この価格はネットで見ると高額な部類に入るかもしれませんが、KYBの減衰調整ショック、ラリーダートラ時代から続く当社が日本で製造している強度の高いラテラルロッドとの組み合わせ、つまりオールジャパンでの安心のフルキットならば、ご理解いただけると願っております。

XBEE リフトアップキット 1.5inch 完成&試乗! (MN71S 2WD)

当社は、ハスラー、ハイゼット、キャリー、エブリー、クロスビーといったクルマのリフトアップを、基本このスペーサー式で開発してきました。メリットはやはり純正の部品を流用することにあります。音鳴り、ゴツゴツ感などの不快な要素をできるだけ抑えるには純正流用が一番だからです。

ただし、当初、純正スプリングを圧縮し、ボディ位置が変わってしまうこの手法には、開発陣からは不満の声もありました。理論的には決して良く無い方法だと言うのです。なので、実際に開発した車両を、クルマの構造や部品に詳しく無い、素人に近い私がユーザー視線で何度もテスト車両に乗ってみたところ…

「むしろノーマルより乗り心地がよくなっている!フワフワでコーナーで踏ん張れず、おっとっとっと、となる部分がかなり消されていて、基本はノーマルの乗り心地なのに、程よいスポーティーな固さとコーナリング性能の向上をしている!」

そうブログに書いたところ、ジムニーの老舗、実際にご自身で足廻りを開発されているIMPS様からもご指摘をいただきました。

4×4 IMPS ジムニー専門店 温故知新じゃ生ぬるい! 最先端を行く老舗!

当社の開発担当者と同じく、

「ありえない、その手法で乗り心地が改善というのは。デメリットのほうが多いはず」

クルマの構造を理解していない私は、それでもウソではなく、本当に乗り心地がよくなったと伝えました。本当に素晴らしい柔軟な社長で、純正スプリングは上下まっすぐの動きではなく、バナナのように湾曲にたわみながら動くので、スペーサーをいれて圧縮することで、バネが直巻きスプリングに近い、上下運動に変わることで、スポーティーさを体感するのだろう、と教えてくださりました。私もその説明で、自分が体感できたことを説明できるようになり、感謝です。いや、本物のプロって凄いわ。「小学生でもわかる説明ができるヒトが本物」という言葉を聞いたことがありますが、まさにそれ。

さて、これで終りジャ無いですよ。当社は、ローダウン、ドリフト車高調も開発中なんです!

JAWS山本さんにて装着テスト中のジムニー用全長調整式車高調!今回、JAWS山本のドリフト大会にて、2度目のテストを兼ねた挑戦がありました。

いい動きでした!ジムニーもドリフトちゃんとできるんです!当社の作った試作品を、JAWSさんで装着してもらったのですが、ちょうどJAWSさんが新店舗引っ越しで、セッティング調整できなかったので、急遽、三上さんに調整してもらったところ、さらにパワーアップ!

そして、それを見た三上さんもウズウズを抑えきれず、とうとう練習走行にクルマをお借りして参加。いい動きしています!ただ、JAWS山本さんも3UP三上さんも、リアショックの減衰の変更を希望しているあたり、さすが両社ともにその道のプロって感じです。それにしても、見ていてとても楽しい!車高が低いジムニーがカッコイイのもありますし、大きいので迫力あるんです。

当社は、ジムニーに関わりだしたのがこの5年程度ですが、サスペンション、足廻りについてはラリーダートラ時代の44年前の創業期から続けてきており、そのノウハウはジムニーでも十分通用すると自負しています。そして、最前線で戦うショップ様から色んな情報やデータ、アイデアをいただきながら、新型ジムニーにも、いろんな形のサスペンションパーツを提供させていただきます。

まだ、詳細はナイショですが、新型ジムニーのショック延長アダプター、35mmアップ前後という、もっとも開発が困難だといわれているものも間もなくお披露目できると思います。上記写真はハスラー用ですが、全然違った形状になります。手前味噌ながらかなり画期的で、すでに意匠登録も準備中です。44年培った技術、ノウハウ、知識、ネットワーク、すべてを惜しみなく新型ジムニーにも投入していきます!


完売! JB64ジムニーABSワイドボディキット 感謝感激!