A200系 ロッキー/ライズ リフトアップキット リリース直前

4ヶ月連続、販売台数首位を獲得したトヨタライズ、ダイハツロッキー。

ＧＷ直前になんとかリフトアップキットのリリースが間に合いそうです。

というのも、工場に部材が上がってきていました。

フロントの材料らしきものと、

リアの材料らしきもの。

中国の部材が関連する製品には納期の混乱が起きているようですが、当社は安全性に関わる部品のほとんどすべてを国内生産しているので、影響はほとんどありません。

リリース予定は、4月20日前後。

こちらのＦＴ８６用のアームも、もちろん国内生産。

当社では近隣の工場に各部品をお願いするケースが多い。

いわゆる、”アウトソーシング”という手法です。

例えばＦＴ８６のアームは、スペシャリストのカーメイクＲＡＳＴＹさんで、開発のヒントを頂きました。その情報を元に、試作品、設計を社内で行います。

その設計図の各部品を、地元奈良県を中心とした協力社さまに注文し、部品が揃ったら自社内で組み立て。Made in JAPANというより、Made in NARA。

大手大企業ほど、今なお、アメリカフォードが100年以上前に生み出した大量生産方式、ベルトコンベア方式の発展系。

同じものを大量に作ることで、単価コストを大幅に下げ、市場競争力を持たせる方式。

当社は真逆。少量多品種です。

大量生産の申し子、中国の製品価格には絶対に勝てない。

けれど、日本や欧米のように文化が成熟してくると、一人ひとりの個性が重視され、画一的な生活や商品よりも、各々のライフスタイルに応じたもの需要が高まります。

当社もコストは大切にしていますが、それにも増して安全性、品質を重視。

そして、カーライフを豊かにしたいというユーザーの想いに応えるために少量多品種製造にこだわり続けています。

昨日、大都市を中心に緊急事態が発効されました。

とはいえ、その数週間前から、奈良公園はガラガラ。

数年前からの異常な中国人観光騒ぎの前は、こんな感じでのんびりしていたのが奈良県。

これが本来の姿。

奈良県は2000年前こそ都でしたが（笑）、今は田舎。

でも、田舎の良さを今、改めて実感しています。テレビで報道されているコロナ騒ぎの映像は、ほとんどが東京都内や大阪の中心部。正直、地方ではそこまでの悲壮感はありません。

なぜなら基本的にクルマでの移動が主だから。

若い頃は、こんな単線ローカル線が走る地元の田舎っぽさがイヤだった頃もありました。

今は、むしろ、ホッと安心する風景。

コロナ、コロナの毎日ですが、田舎同様、移動する部屋であるクルマの魅力がココに来て再発見されつつあります。

トヨタライズがＳＵＶとしては異例の販売台数首位に輝いているのも、ジムニーやシエラの異常な人気も、コロナ問題以前から日本人のライフスタイルが、都会から田舎へのシフトを予感させていたように感じています。

営業活動自粛で、あまり外出はできませんが、それでも当ブログは新商品ネタ満載！

なぜなら少量多品種の商売だから。

新商品を作り続けないと死んじゃう、まさに泳ぎつづけなきゃいけない、鮫のような会社。

「シルクさん勢いあるねえ。新商品たくさん出して！儲かってますね！」

といわれますが、現実はどれもこれも少しずつしか売れない（汗）。

真に受けて、マネしたら大やけどします（笑）

特注車高調のブラケットなんて、4本、1台分から作っています。

長さ違い、ピロブッシュ仕様など色々な要望に応じるからです。

でも、これぞ少量多品種の真髄であり、当社らしさだと思っています。

そして大手ブランドメーカーがどこもこんなバカなことをしていないのは、儲からないから。

こんなバカにお付き合いくださる提携工場様、そして当社の製造部門セクションには本当に感謝。

緊急事態宣言中ですが、だからこそ、どんどんネタを更新していきます！

ああ…ラーメン食いてぇ…