めちゃくちゃカッコイイ!
三上さん@3UP所沢より届いたボンゴの画像。
これ、凄くイイ!
ノーマルのボンゴを自家製ハケ塗り。
そこにゴツゴツタイヤとルーフキャリア装着だけでこのルックス。
あと2~3cm、ほんの気持ち車高上げればもう完璧!
「ボンゴっていうクルマが気になっています。リフトアップキット、作ったらどうですか?」
と1年ほど前に三上さんに提案された時は拒否。
需要があるように思えなかったのです。
アフターパーツ業界で働くこと約20年。
かつて一度たりとも耳にすることが無かった車名だったから。
確かに意識してみると街中では頻繁に遭遇。
調べてみたらなんと去年まで販売されていた脅威のロングセラー。
三菱デリカバン、日産バネットバンとしてもOEM供給されていたことを知ってさらにビックリ。
昨今のネオレトロブーム。
無骨なスクエアボディが若者を中心に人気上昇中。
平成~令和のクルマでありながらも、昭和臭ただようデザインはまさに流行のど真ん中。
さすが三上さん、岡崎さんのお知り合い。
クルマを自家塗装で、しかもハケ塗り…
最近人気の4ナンバー車。
リセールを考えず、気兼ねなく内外装をカスタマイズできるのが魅力。
休日、低車高のスポーツカーを、舐めれるくらいピカピカにしてじっくり眺める。
スーパーカーブーム世代の人間にとっては、クルマを所有することそのものが至上の喜び。
車中泊、レジャー用とはいえ、リフトアップ、切った貼った、ハケ塗りには違和感。
当社はまもなく50周年を迎えるモータースポーツパーツメーカー。
けれど、10年前の東日本大震災をきっかけに、リフトアップキットの開発開始。
震災時の避難場所としてや、悪路を乗り越え活躍する車両に衝撃を受けたことがキッカケ。
とはいえ社員の多くがスーパーカーブーム、バブル世代。
モータースポーツでは車高を下げるのがセオリー。
リフトアップキット開発は常に違和感とのせめぎあい。
リフトアップ開発のおかげで製品開発に変化がおきました。
純粋な走行性能向上のためのローダウン一辺倒ではなく、目的に応じた製品開発。
働くクルマとしての性能に特化したボンゴに対しても、パーツの必要性を認識できるようになりました。
奇しくもコロナが大騒ぎとなった昨年春に廃盤となった先代ボンゴ。
密を避けるキャンプや車中泊での活躍も期待されますから、パーツ開発開始。
初めてボンゴをブログで取り上げた数日後、一般ユーザーの方が来社。
「仕事で長年乗り続けておりますが、パーツ不足で困っています。期待しています」
とおっしゃっていただいたことも大きな後押しとなりました。
良く考えたら、当社は新型ボンゴ用パーツを開発済み。
現行ブローニイはハイエース、現行ボンゴはライトエースのOEM。
開発しないほうがむしろおかしいくらい。
さて、週末、3回目の緊急事態宣言が発令されました。
大阪のみならず、当社奈良県でも相当な感染者数でびっくりしています。
約1年前、GWをまたいで始めての緊急事態宣言が発令。
その時は東京で”たった”87人の感染者なのに五輪延期。
そう考えると、現在の政府によるコロナ対策は進化したというよりも、退化。
国民全体の感覚が鈍化しただけ。
こういうニュースで気になるのは悪い意味での「日本人らしさ」。
「みんながやってるんだから、俺もいいじゃん」
「明日から発令だから、今日はセーフ。駆け込みで買い物しよう!」
極めつけはコレ。
宣言発令で店が閉まっているなら、対象外の県に行けばいい。
日本人は”お上”の言うことには従順に従う。
裏を返せば、”ダメ”といわれなければOK。
そこには、”なぜ””なんのために”ということが思考からごっそり抜け落ちています。
緊急事態宣言が出たら危険で、撤回されたら安全、と言うことでは決してない。
コロナ菌が日本政府に従順に従い、宣言発令前日はジッとしてくれる、なんてことはない。
発令された大阪と東京にだけ、生息しているわけではない。
政治屋や官僚が偉そうに自粛を発令しながら、結局自分たちは飲み会。
大阪市では職員千人が4月に飲み会をやっていたという腹正しい事実。
でも、だからといってワタシが市内でどんちゃん騒ぎをしたいということにはならない。
かといって、政府のお達しどおりステーホームで動かないというワケでもない。
東京都内や大阪市内ではない奈良の田舎でランニングやサイクリングが感染と関係するわけが無い。
お上にいちいち指示を仰がず、様々な角度の情報を自己収集し、自分で判断する。
そう、外食だって極力避けてドライブスルーを有効活用。
例えその結果、マクドナルド様に毎月1万円お布施することになろうとも…
そして、マクドボディの解消に、GW休みがトレーニングで犠牲になろうとも…