当社ピロアッパーマウントの使用条件について表記いたします。
使用するショックアブソーバーのトップステム部にアッパーシートが固定されるための段付きが無いとアッパーシートが固定されずフローティングしてしまうのでピロアッパーマウントも固定できず使用できません。
画像の物は左側が一般的にトヨタ形状と言われる【14φステム→16㎜二面フライス形状→22φピストンロッド】で当社オリジナルショック。右側が【12φステム→14φピストンロッドの段付き形状】でKK4ヴィヴィオの純正ショックを写しています。
ステム部の段付きに対して、アッパーシートを乗せます。ステム部の形状によりアッパーシートをご選択ください。なお、当社アッパーシートは全て直巻きスプリング仕様です。それ以外のスプリング形状には使用できません。当社アッパーシートのラインナップは下記ページにてご参照ください。
画像の物は左側が【トヨタ用:丸穴15φ/内側16㎜二面フライス】、右側が【汎用12φ:丸穴12φ】のアッパーシートを使用しています。
ピロアッパーマウントを使用するために【ピロナット】と【ピロカラー】を選定します。
画像の物はトヨタ形状のショック、トヨタ形状アッパーシートにトヨタ用ピロナットを使用しています。アッパーシートトップに5㎜のかさを設けていますのでカラーは使用していません。ピロアッパーマウントは簡略しピロボール単体で撮影しています。基本的な部品構成は上からピロナット→ピロアッパーマウント→ピロカラー→アッパーシートとなります。ピロボールの高さは20.0㎜あります。ピロナットは全高30.0㎜です(ナットはピロボールの中に入り込みます)。アッパーシートを装着した場合の挟み高さはアッパーシートにより変わります。トヨタ用で11.0㎜、汎用10φ、汎用12φで3.0㎜あります。各寸法を考慮しピロカラーの高さを選定してください。
上記とは違ったセットアップとして、ステム部が長い場合(ネジエンド部から段付き部までの距離)ピロカラーの高さが高くなりすぎる場合があります。その場合、ピロカラー×ピロカラー×ナットのセットアップ方法もあります。
画像の物はKK4ヴィヴィオの純正ショックアブソーバーに汎用12φアッパーシート→ピロカラー⑫(12φ用段付き)→ピロアッパーマウント→ピロカラー③(12φ用5㎜)→M12フライスナット。で組んでいます。