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シルクロードJB23計画、ようやく商品販売できそうなパーツが数点でてきました。
JB23はどちらかというと、リフトアップでオフロード用という仕様がすっかり定番化しており、カッコいいですね。
けれど、この数年、少し違う人種の違う層の人たちがジムニーに熱い視線を向けているという情報を全国のショップさん巡りから収集しておりました。それは、定番ジムニーが欲しくて乗るのではなく、乗って走らせて遊ぶための車の選択肢としてのジムニーであり、リフトアップやスタイルにこだわるよりも、舗装、グラベルでの走行性能、速さ、コーナリングを求めるヒトたちがひそかに増えているということです。
よくよく考えるとジムニーというのはとてもマルチな才能の塊。オフロードが得意であることだけでなく、日常生活性が高く、ターボなのでパワーアップがしやすく、改造パーツもたくさん選べる。そして維持費、改造費が抑えやすい軽自動車枠であるにも関わらず、関東や九州といった関西と比べて軽自動車カスタムに抵抗が高めのエリアでも、ジムニーは「軽」ではなく「ジムニー」だからね、という認識があり、受け入れられやすいようです。
当社もいずれジムニー業界に参入はしたかったものの、少し特殊な業界。しかも近年までは圧倒的にオフロード仕様しか受け入れられない雰囲気が強すぎましたが、この数年、どうもそれ以外の何か新しい仕様が受け入れられそうな雰囲気を感じていました。
ということで、第1弾! ラテラルロッド!!
特徴1 できるだけ太い、外径1インチ(25.4mm)のスチール製で製作。通常の市販品よりも太めの熱いヤツ! ハードな走行をサポートします。
特徴2 ハードな走行をするので、飛び石などを考え、通常の塗装より圧倒的に強いカチオン(電着)塗装。ちなみにカチオンの上から自家塗装可能です。
特徴3 両側ロッドエンド式で、ブッシュとピロどちらにも換装可能です。圧入作業は必要ですが、コストがかなり抑えられ、ゴムを買っても後から片ピロ、両ピロにも変更可能。
特徴4 これで現在、予定販売定価は税別¥17,500/1本になります。
車高も上げはもちろん下げにも対応できる調整量。
ジムニーにはまだまだ進行中のプロジェクトがあります。
フロントビッグローターキットです。キャリパーオフセットステー付。車検対応。ボルトオン。(これは現在販売中のシルビアのリア用)
ローターのサイズはジャスト1インチ外径アップ。こちらはJB23だけでなく、それ以前の古いジムニーがほとんど対応。
値段は、ローターとオフセットステーのフロント1セット分で、なんと… 4万を切る定価で予定中!しかも、マル秘機能も予定。
そして、本命はローダウンキット。車高を思い切り下げるためではなく、舗装道路、グラベル、湾岸線をストレートもコーナーも気持ちよく走行できるものを計画中です。また、悩んではいますが、普通の直巻スプリングを組み込んで車高調製できるものを目指しています。
まだまだあります。JAWS山本さんとはもうすぐ共同開発のエキマニを、タービンはじめ、たくさんの面白パーツが…
そして3UP三上さんとは、ジムニーをどうにかドリフトできるようにできる切れ角に関するパーツも相談中です。
ジムニー、当社では縁が無かったクルマですが、会議で話し合うほどに、クルマニアな社員ほどドンドンその魅力にはまっていっており、一人はなんと中古車かっちゃったほど。こんな巣晴らしいクルマ、これからは遠慮なくドンドン攻めていきます!