S660 HEAT UP! BEAT UP!!

スゴイです、コージーライツさん、そしてS660!

先日のK4GPの結果です。(FACEBOOKにも上げておられます)

https://www.facebook.com/pg/cozylights/posts/

【チーム伊東企画&サンテック&井之上税理士事務所ジージョ コージーライツ S660】  

ゼッケン585
○総合 73台中 2位
○GP-Ⅲクラス 28台中 優勝

 

発売されてまだ2年程の車でこの結果を出されたのは脅威。他の車が長い年月をかけて熟成されたものが多い中、まだまだパーツ不足な中、クーリング系が苦しいこの車でこの結果はとんでもないと感じました。

その上でこのコメント(抜粋) 期待させてくれマス!————————————

「S660のポテンシャルは想像以上だと思います/ 実際に新規格ボディの車両で勝つのは相当に難しくなってきていると思います/ そんな中で結果を出すことが出来たのは、S660の潜在ポテンシャルが予想以上に高かったのです/ S660オーナーの皆さん、期待していてください。」

車のスペックも掲載されておりました。

http://blog.livedoor.jp/cozylights/archives/51984597.html

 

 

 

 

当社もブッシュ類では色々とアドバイスを頂き、商品化もさせていただきました。今回K4GPで装着されている、コージーライツさんのスペシャルブッシュも取り扱いさせていただいており、ブッシュ一つからとことんこだわって車作りをされているからこその結果なんだと、非常に勉強になりました。

(「浜松でネジをまわす社長」ですから、実際はネジからこだわっておられます!)

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/footwork_bs

 

 

 

S660の商品開発では大変お世話になっており、当社のサスペンションアームも開発にご協力いただきました。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/foot_arm/arm_honda/arm-jw5

 

 

 

熱い! 熱いゾS660!!

 

 

そして本日は、同じくS660をこよなく愛するヨンヨンジー、ヨシタクさんをご訪問!

こちらもいつも大忙し。とんでもなく遠方からの来店作業なども詰まっており、作業に追われているようでした。

申し訳ないですが、共同開発品などの打合せにお邪魔。

 

 

あれ、コルセット巻いてる…

どうやら腰をやっちゃったようです。この業界では良くある光景。エンジン、ミッション周りを変な角度で長時間の作業をしたり、重いものを扱っての破損が多い箇所です。

 

 

 

大丈夫ですか?

「全然平気っす! 気合と気功で治りマシた!」

…??? ほんとに大丈夫???

 

 

早速、依頼されていた試作品をお渡し。

なれた手つきでアレをアレにねじ込みます。

 

 

 

白いものがでたのでしょうか… 拭いておられます…

落っことし、泥がついたので拭いておられます。

 

 

 

「やっぱダメ… 腰が…」

重症ですよ、ネジ回すだけでこの状態は…

けれど仕事は妥協されません。作業が押しているのに、開発部品の打合せに時間を割いていただきました。

 

 

と、まあ、こんなおふざけできるのもヨシタクさんの懐の深さのおかげ。お会いして期間は短いものの、そのお人柄に甘えさせていただいております。一見、飄々としていながら実は仕事、S660への取り組みには妥協がありません。

だからこそ、一番敏感なお客様の44Gというショップへの信頼が高く、その人気ぶりは至極当然なのでしょう。

https://ameblo.jp/s660-44g/entry-12303392049.html

業界人の間でも44Gさんは話題です。色んなメーカーさんが注視しており、営業マンである私にも、「44Gさん、いったことあるの?」と質問攻めにあうこともあります。まさに風雲児。

 

 

そんな44GさんでのS660への最近のアプローチは熱対策。

とにかくエンジンルームの熱をどうにかして下げたい。というのも、吸気温が凄まじいことで有名なこの車、数社から水冷式のインタークーラーキットまで発売されるほど。このあたりの対策を真剣に進めておられます。

 

すでにテール横のダクトを販売開始されておられます。

機能はもちろん、そこにカッコよさを必ず入れるのがヨシタクSTYLE。

http://s660-44g.ocnk.net/product/9

 

 

 

 

機能、効能があって当たり前、カッコ悪いのは許さない! そのこだわりのせいで、トルクダンパー開発が進みません(笑)

次の熱対策として、リアのバンパー上下にもエア抜きとなるものを開発したいということで、長時間打合せいたしました。

ご本人が実戦経験が長いので、クルマの弱点を効率よく改善する方法をよく知っているからこその提案。こちらとしてもヒントが沢山。

 

 

キーとなるのは、倉庫においてある360モデナ。

同じくリアエンジンで、熱対策もされています。これらが参考になるとのこと。

このモデナ、エンジンルームは芸術的に熱対策されていますが、現在エアコンが壊れているらしく、人体への熱対策はされていないようです… ザンネン!!!

 

 

これじゃあ、パイオツカイデーチャンネエとのトーデーで使えないジャン、という私の視線を感じたのでしょうか? ヨシタクさんの目がキラリと光りました。

「このマシンはリアエンジン搭載車の最高峰の構造を実際に理解し、その構造が持つネガな部分の対応方法を知るためのもの研究対象です。だから、クーラーなんていらないんDEATHョ!」

はい…

 

 

(ヨシタクさんのこのブログでの言動は完全にワタシのフィクションです、実物とは異なります)

 

いつも気さくで楽しくお話されますが、こちらもコージーライツさん同様、S660の性能をいかに高めるか、ということをまた違ったアプローチから熱心に取り組んでおられます。

こうやって、色んなチューナーの方々が、色んな角度から商品をドンドン増やしていくことで、自然に戦闘力も、性能もアップし、結果的に長く愛される名車になっていきます。幸せなクルマです、S660。

発売2年でここまで愛され、実績が積まれていくS660は今後が本当に楽しみな車です。