ハイゼット ローダウン リーフスプリング お手軽交換編!

チョイ上げキット、いわゆるリフトアップキットを開始した4~5年前は、当社がメインであるスポーツ走行、ドレスアップ業界とは異質で、コアなマニアの業界のイメージが強いものでした。

ハードな3~5インチアップなんてざらで、改造も大掛かりで専門ショップ様のみ対応できるイメージ。 当然、車検へのハードルも高く、気軽にやれるようには思えませんでした。

こんな楽しい業界、もっと広まって欲しいということからチョイ上げパーツを開始。 後発の当社が提案する、低予算で気軽に楽しめ、車検にこだわって製作した商品が売れ始めており、嬉しく思っております。

ハスラーなど2万円から楽しめるものが満載です。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/suspension/project-liftup

ところで、最近は海外でも日本の軽トラが人気だという話を聞きます。 やはり外人が弄るとまた違ったアプローチで、魅力的です。

http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-192.html

軽トラックの車高の上げ下げにおいて、一つのハードル、というか問題になるのがリーフスプリング。

普通車の多くが採用しているサスペンション形式であれば、大抵コイルスプリングであり、こちらは車高調に変更した場合は、汎用スプリングで車高やレートを自由に選択しやすくなります。値段も安く、多くのメーカーが取り扱いをしており、購入も簡単。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/suspension/sus_strspg

ところがリーフスプリングについては、板バネと呼ばれる特殊な形状で、製作できるメーカーは日本でも数少なく、製造ハードルの高さのため、市販されているものは非常に少ないのです。

値段も、リア一台分で相場は3~4万円するイメージがあります。 ダウンサスが前後一台分で、実売1万円というのものが増えていることからしても、相当割高に感じます。 その上、コイルスプリングの外品への交換は基本車検OK、リーフスプリングは原則車検アウト!

そんなリーフスプリングのネガティブなイメージを壊そうということで、お手軽キットの開発に着手しました。 以下、この業界の営業マンでありながら、スペアタイヤ交換すら怪しい私でも、これは出来ると感じた作業内容のキットです。

動画① リーフをはずす

はずすところですが、要は、すべて普通のボルトをはずすだけ。大きく3箇所あるのですが、それをはずすとスポンとハズれます。

社内の開発担当者(別名:破壊王)とはいえ、片側は実質5分ほどでした。

動画② リーフを分解、組み立て

通常、片側丸ごと交換で販売されているリーフですが、当社はその中の一枚を組み替えにしています。コストが三分の一になり、なおかつ送料が通常サイズになるからです。

けれど、組み換えってなにやら面倒臭そうと思いきや… これが意外!

あとは、組みなおしたものをもう一度動画①の逆に組みなおすだけ。きっちりとは計測しませんでしたが、リアのリーフ交換だけなら、手馴れていると30分かからないイメージでした。使う道具も普通の工具。というか基本ボルトの脱着のみ。

なお、当社のダウンリーフスプリングは、

定価¥18,000。  送料は通常サイズ(本州で¥900~¥1,000くらい)

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/suspension/sus_lowd

この商品も国産です。納期、品質、安全を求めると、どうしても日本製になります。正直、当社は価格競争において、市場では負け組みになりつつありますが…

リーフスプリングは基本交換すると車検NGです。

しっかりとしたブランド様のリーフスプリングなら強度証明の書類は付属されています。 でも、これがあっても車検に通るというものではありません。 これだけではNG。

車検を受ける前に、一旦、最寄の陸自に予約を入れて、強度証明書と、一定の計算式でこのクルマに装着しても問題ないことを自身で証明する書類も作成が必要です。 もちろん、一般素人では難しいですし、それが出来るショップさんに依頼しても、車検とは別の日に陸自でのリーフスプリングのみのOKをもらう必要があり、当然、余計にかかった日数分の作業費や資料作成代、もしかしたらレンタカー代などもかかる可能性があります。

当社が発行するこの書類は、それをすでに済ませたものとなり、車検時にもっていくだけで構造変更の許可がおります。 つまり、構造変更と車検を一発で済ませられるのです。 これは、私が知る限り、アフターパーツのリーフスプリングでは当社のみだと思います。

さて、今日はココまで。

次回は、フロントの純正ショックとマウントを流用した車高調キット(こちらもビックリ価格)の装着動画と、最後は乗り心地検証テストの様子をご紹介いたします。


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ハイゼット ローダウン 純正ショック車高調変換キット お手軽交換編!