RB25用エキマニ 開発@3UP スカイラインオーナーに朗報

三上さん@3UPさんから電話。

http://3up.sblo.jp/

「〇〇と〇〇がダメですね。あと、XXと▲▲もヤバイです。あと…」

ぎゃー!

先日依頼した、RB25エンジン用のエキマニの試作品を取り付けしてもらっている最中。

クルマとクルマのパーツに妥協が一切無いヒト、であることは、担当になって10年近いお付き合いでわかってはいたのですが、やっぱり一発合格は無いか…

 

色々問題点を洗い出していただいているようです。

エンジンルームのスペースが狭いですから、装着するだけでも一苦労。その上、問題点を洗い出していただきます。

加えて、「もっと良くするため」の提案もいただきました。

「レイアウトを小変更しましょう。排気効率の良いマニになります。ただ、その場合は、ゴムホースの近くをかすめるので、熱対策として、メタル系のパイピングを別途用意することになります。試作品は作っておきますネ」

ウゲー、原価あがっちゃうぅ…(汗)

当たり前のことですが、お客様に提供するなら、確実に効果のあるものを、というのが三上さん。

性能や品質を、販売価格や利益と天秤にかけ、商売上泣く泣く妥協、は否定できません。そんなアルアルを完全無視して、王道を行ってしまうが故に、お客様からの絶大な信頼を得ている3UPさん。

(そして、その対応に地獄を見る私たち製造側)

3UP x Silkroad 車高調アップデート@日光サーキット

丸々2年かけ、何十回と異なる減衰力のショックアブソーバーを製造し、テストしてもらった渾身の共同開発車高調を、あっさり、「そろそろアップデートの時期です」といって、先日から試行錯誤を開始。

利益だけを考えるなら、売りっぱなしで終わってしまうのが普通。商売人ではなく、プロフェッショナルであり続ける姿勢から学ぶことは多い。(そこに付き合うのは大変ですが(笑))

3UPの代名詞ともいえるナックルは、すでにバージョン5に入ったそうです。それは、年々進化するクルマ、エンジンパワー、タイヤのグリップ力、切れ角にあったものを提供したい、という考え方があるからこそ。

もちろん、適当に作るなんてありえない。何度も試行錯誤をされています。なぜなら…

小橋選手、三好選手といった、トップクラスの競技で戦う人たちも信頼されて提供しているのですから。当社とのコラボ車高調も、実際にテストして、結果をだしていただいています。

さて、ワタシも仕事しなきゃ。

協力社である製造工場さまに、今回の指摘、提案をフィードバックし、改良してもらいます。

どうやら、RB25マニは、大半の車両が年式的に破損しており、純正マニも一応はあるそうですが、かなり高額。どうせお金をだすなら、純正ではなく、ポン付けマニにしたいのが人情。量産品があがるのは来年春ごろの予定です。

「RB25終わったら、S15のNAマニも確認作業始めますね!」

ぎゃー!そうだ、こっちもあったんダ!(気絶)