ND5RCロードスターのABSスポイラーがいよいよ完成だそうです。
純正クオリティ!
素材は左右の純正リップと同じで、塗装不要で、両面テープのみの装着。
ウソみたいな本当の話。
誰もが「ハッ」とする美しいボディラインのロードスターは、正面がちょっとウーパールーパー顔。
車高が低いクルマなので、地面にヒットしやすいセンター部をカットしたのでしょうね。
センターのスポイラーは見た目のためだけでなく、空力的にも必要。
そう考えてこのアンダーリップを開発したそうです。
ABS樹脂はFRPとは違い弾力性があるので、ヒットしても非常に割れにくい。
また、飛び石でダメージを受けても、FRPのように塗装が剥げたりしません。
左右の純正リップと同じだと考えていただければご理解いただけるでしょう。
リアスポイラーも同等の手法でまもなく量産開始だそうです。
両面テープでの装着で塗装不要。
日曜日の朝から装着してお出かけできちゃう、夢のようなパーツ。
追加アイテムにヘッドレストカバーと、ウインドディフューザーも開発されました。
純正ウインドブロッカーが野暮ったい形なので、取っ払った替わりに装着するものになるそうです。
一体どこまでアイテムを増やすのでしょう(汗)
「ちょっと相談あるんや、時間ある?」
なんでしょ?
「7月にオートバックスのイベント出店手伝ってくれたやろ」
ええ、プレミアムジャパンさんたちと。
「11月のうちのイベントも手伝ってもらえない?」
話を聞いてワクワク!
イーカスタムさん独自のイベントをやるそうです。11月22日日曜日、三連休のど真ん中。
今回はABSワイドボディキットの正式お披露目会という位置づけ。
従来のオーバーフェンダーの常識を破り、塗装不要で継続車検対応、日帰り装着可能。
そんなオーバーフェンダーを多くの人に体感してもらうために、
〇取付け工賃不要 当日取付け
〇オーバーフェンダー特別価格
を近日中に発表するそうです。
スペースは広大で、2~30台なら収容できます。
おしゃれなカフェスペースも数箇所あります。
見晴らしが良い場所で、夜景も美しく、撮影にもうってつけ。
大阪市内、京都に隣接しているので、連休中のドライブ途中に寄るのもアリ。
「オープンカーの醍醐味を活かして、地元高槻も知ってもらいたいな」
地元青年会議所、商工会議所で普段から地域のお祭りやイベントに積極的に参加しているイーカスタムさん。
地元愛が強い。
そうだ!
関西で有名なご当地グルメ「高槻うどん餃子」をふるまうのはどう!?
「ええアイデアや!去年、B-1グランプリでも入賞したところやし!」
おお!タイムリー!
「ちなみに『高槻うどん餃子の会』の主要メンバーで、写真に写ってる女性は〇〇〇君のお母ちゃんや」
え!?あの人のお母さんだったの!?(ワタシも知っている人)
気づけば話はロードスターのイベントどころではなく、街おこしイベントの話になってしまいました(笑)。
とにかく開催することは決定。
これから内容をじっくり詰めていくそうです(時間が無いけど)。
ワタシも高槻うどん餃子教室通って、当日までに修行しておきます(笑)
当社もこのイベントにロードスター用の車検対応のスパルコシートを出品したいところ。
がんばるゾ!
と意気込んでいるところに、がっかりニュース。
大雑把に言えば、菅政権が中小企業の統廃合を進めているという話。
買収、合併の規制を緩めるというものでした。
どうやらこの方が菅総理に提言したようですね。
日本文化にも精通されておられ、素晴らしく聡明な方。
日本の政治家は巨大企業ばかりを優遇し、中小企業に対する目立った施策は乏しい。今回、久しぶりに中小企業に注目してくれた、と思ったら「数を減らして効率をあげろ」という話。
(それはむしろ政治家、各省庁、天下り機関等でやっていただきたい)
がっかり…
日本には400万社以上の会社があるそうですが、99.7%が中小企業。
それを散々無視しておいて、出てきた施策がコレ…
留学時代、経済学は苦手でしたが、講義でハッとした内容がありました。
ワタシが学生だった30年ほど前は、バブルがはじけて日本が自信喪失、
「終身雇用、年功序列が害悪だ!欧米のように能力制にすべき!」
と声高々に叫ばれた頃でした。講義でも同じことを言われるのだろうと思っていたら意外な内容。
「日本のボーナス制度、年功序列、終身雇用制度はスバラシイ。コレが戦後の日本経済の力の源ダ」
びっくり…
「終身雇用によりほとんどの社員が会社に一生所属するため、一つのムラとなった。社員が帰属する会社を自然と守ろうと動くので、不正や情報流失を抑えたり、ヘッドハンティングに強くなる」
「欧米式の能力制だと給料が変動しやすいので生活が不安定になるが、固定給方式で、余剰利益をボーナスで調整すれば、社員の生活が安定する。その上、会社の財務体質も調整しやすい」
けれど、あれから30年。日本はその仕組みを捨ててしまい、ご存知の通り非正規雇用が当たり前の時代。
能力制とは名ばかり。労働力が使い捨てになりました。
今回の菅政権の政策はフタを開ければ素晴らしいものになるかも知れません。
それでもワタシは国が会社の経営に口を出すべきではないと思うのです。
自然界同様、自然淘汰、自由競争が原則。国の意向で生かしたり、殺したりすべきでは無い。
正直な話、
「余計なことするな」
と言いたい。
安定した雇用のためといいながら大企業のための派遣制度(労働の使い捨て)を認めたときと同じように、今回の中小企業の再編も、特定の誰かの利益が思い描かれていることは間違いないでしょう。
ワタシは、単純に沢山の会社があるほうが、商品やサービスの種類が増えると思っています。文化が発展し、個性を重んじる社会に成長するほどに、少量多品種が求められる。そして、その要望に対応できるのは小さな会社。
働く側にとっても、沢山の中小企業があれば雇用場所、働く内容の選択肢が広くなるということ。
会社の数が減れば、雇用される側が不利になります。
法律の改正により、強制的にそういう環境を作るのは辞めてほしいと思うのです。
「新しい政権に何を期待しますか?」
という街頭インタビューが大嫌い。
まるで、”お上”に何か助けを請うのが当然で、哀れな存在だと思われているかのようです。
ワタシならこういいます。
”できるだけ何もして欲しくないです”と。
あ、一つだけあります。
「ストロングチューハイを発禁にしないでください!」
by 中毒患者