問題解決 S500p 純正リアフェンダーの個体差

前回パニックとなったハイゼットトラックのリアフェンダー問題

フェンダーを溶接する際に角度が開いたり閉じたりしているようです

そしてこの赤線の距離については製造規定が存在しないというもの

当社が5台調べたところ65~68cmの個体差を確認

シンデレラフィットという特性を持つ真空成型には大問題

両面テープ装着なのでボディ側のサイズが異なるのは致命傷

どうしようかと悩んでいたのですが…

やさしくフェンダーをコンコンしてあげると…

あら不思議

簡単にサイズ調整できちゃいました

ただし、手でグッと無理に開こうとするとグニャッ!

ギャー!ちぎれるー!!

今回は神経質なお客様は購入をおやめいただくことを注意喚起

そしてプロに装着してもらうことを推奨します

(他社製はどう対応されているんだろう)

さらに幸運なことに当社はフェンダーをバックパネルまで結合

ゆえにフェンダーの前側位置を合わせるだけ

フェンダーの後ろ側はカバーで見えないので調整不要

といってもそのリア側の造形がまた難しい

荷物フックをかわさないと実用性が失われてしまう

もちろん給油口をふさぐなんてもってのほか(笑)

こういった細かい部分一つ対応するだけでも打ち合わせが必要

絵心の無い私のせいで職人さんの負担増大

4月に取材を控えている中での難所との遭遇

そこに現れたの助っ人モデラーarkheさま

MC後のアンダーリップを担当していただけることに

形状の希望は以下をオーダー

〇ローダウンでもリフトアップでも似合うもの

〇純正オプションっぽいけど少しだけやんちゃ感

〇さりげないけど存在感あるもの

自分で説明していて矛盾だらけ(笑)なのに対応してくださる

フォグランプ下の張り出し強調部分がエロい

センターのクレイ部分はこれから張り出し造形開始

フェンダーとともに3月中に試作モデル完成予定

まだ2月末といえど夕方6時過ぎでも明るくなってきました

日課のランニングで唐古遺跡を通過

あと一か月もすれば見渡す限りピンクに染まります

いよいよ明日から3月

今年に入って始まった当社の外装リフレッシュも完成間近

来年の50周年に向けての準備の一環

看板もきれいに塗りなおしてもらいました

気合が入ります

今週の金曜日はもう3月3日のひなまつり、桃の節句

本当に1月は行く、2月は逃げる、3月は去る

その日に上がってくるのは当社の新カタログ、サスペンション編

来週は久しぶりに関東出張に出ます

そういや去年の同日はこれだったんだよなあ

アジアンバーガー正直まずい(超個人的主観)

肉肉しいやつだしてくれよ~

マクナルさ~ん

 

2件のコメント

  1. 前回お世話になりまして、ありがとうございました。

    今回は、S331wにフェンダーエクステンションを取り付けたく購入を考えております。
    在庫はありますでしょうか?

    また、この商品は純正のフェンダーから9ミリの厚みでしょうか?商品そのものの厚み(折り返し部分を含めた)が9ミリでしょうか?
    (他社のラバーフェンダーモールを取り付けたのですが、厚さ9ミリ表記だったのですが折り返しを含めた厚さが9ミリでした)

    すみません宜しくお願いいたします。

    1. 池上貴彦さま

      お久しぶりです!
      コラムスペーサーではこちらが大変お世話になりました!!

      フェンダーエクステンションにご興味をもっていただきありがとうございます。
      現在欠品中で、今月末に入荷予定でございます。

      当社製品は純正のフェンダーから最大で9mmの厚みとなっております。
      取り付けた状態で純正ボディから片側+9mm以内に収まるよう設計されております。

      ご参考までに型取り車両は新車から1年以内。
      装着した状態で2020年、2022年の車検を2回とも手続き無しで通過しております。
      https://silkroad-jp.com/wpblog/2022/11/29/s321v-49/

      真空成型はFRP製品とは異なり、製品の個体誤差がほとんど生じません。
      車両側に事故や製造上のなんらかの大きな個体差が無い限りは問題はないかと思います。

      ただ、車検というのはあくまで検査官が判断するものであり、当社が”車検対応品”と謳うことはできません。
      あくまで
      「フェンダーモールにより車幅の増減が±20㍉以内を満たす」
      「取り付け方法はリベットや溶接以外の方法であること」
      の条件を満たすよう製造した製品という表現となります。
      http://www.aiseishin.jp/qa/shiteibuhin2.pdf

      検査官が野球でいうと主審になるので、ストライクに入ったと思っても彼らが「違う」といえば彼らが正しいということになります。
      もちろん悪意をもってそういう判断をされることはありません。

      大変長くなって申し訳ございません。
      よろしくお願いいたします。

コメントは受け付けていません。