先日ご紹介させていただいたビッグローターキット S500p ハイゼットトラック用
予想以上の反響にびっくり
仕事で重量物を積む場合のブレーキ強化に!
カスタムにおいてはスポークホイール装着したときのルックス向上に!
ONとOFFどちらにも効果的というのが貨物車には重要ですね
右の純正に対してかなり大きくなります
直径で1インチアップ
純正キャリパーはそのまま使いますのでブレーキーホースも純正のまま
完全ボルトオンでホースを外す必要もなく簡単装着
これで¥29,800(予価税別)というのが驚き
装着可能ホイールサイズですが12インチはアウト
13インチのMINILITEはすんなり装着
と思いましたが、バランサーの貼り付け位置によっては当たるかも
またホイール形状によってもギリギリ
HP上にダウンロード型紙を用意いたしますので事前にご確認が必要
14インチ以上は楽勝
ですが、念のため購入前に型紙でご確認をお願いいたします
いよいよ販売
と行きたいところですが取り付け確認したところいくつかの修正点が
修正サンプルを作ってからの再確認ですから量産販売にはまだ数か月はかかります
同時並行でS700 アトレー、デッキバンの装着確認もあります
データー上は恐らく共通
ですが取り付けテスト無しには販売できないのは当たり前
たった一つの商品を生み出すまでにかかる時間とコストは膨大
加えてたくさんの人たちの手がかかります
そんな”手間”のかかるプロセスを50年間続けてきました
今週はカワイ製作所さまと同行
KANSAIサービスさまにお邪魔しました
奇しくも話題になったのは”手間”
ただ速いクルマを作るだけではダメ
「チューニングカーだからといって速ければ壊れて違法でも良い」ではない
「それで儲かったとしてもチューニング嫌いの人が増えてしまうからね」
完全に業者だけの本音トーク
手間がかかっても速くて壊れないクルマを目指して40年余り
それが単にお客様や自社のためだけではなく業界全体のためということ
チューニングへの嫌悪が増えればそれは自分たちに跳ね返ってくるから
そう、当社も同じ
だからできる限り自分たちでモノづくりをする
どんなに面倒でコストがかかっても必要なテストはすべて行う
現場では”手をぬきたい”という誘惑があっても屈してはいけない
その誘惑に負けたのがこの事件
床に落ちた原料を再利用したことが原因ではないかもしれない
でもそういうことを許してしまう社内環境が出来上がってしまっていたということ
そしてその社風を作ったのは現場ではなく上司でありトップ
現場の人間や秘書が悪いことをしたって得になんてならない
誰が得をするのかを考えればそこに責任があるのは明白
当社50年の歴史の中でも色んな失敗はありました
ただそれを現場のせいにせず会社全体で問題解決にとりくんできました
誰一人叱ったり叱られる必要なんてない(叱られますが(笑))
そして問題の原因を突き止めたら二度と起きない体制を作る
その積み上げた結果が今に繋がっています
40年前、30年前、20年前、10年前とクレーム率はどんどん減少
もちろんコストアップになり市場での価格競争力は落ちています
でも、たとえ売れる量が減ることに繋がってもそこは譲れない
「お客様のため」だけじゃありません
結局は自分たちが気持ちよく働くためです
そして働いていて楽しいと感じたいからです
手間がかかっても良い商品を作る
そうすればムリに営業マンが押し込んだり安売りたたき売りしなくても製品は売れる
それが時間の節約につながり天満で1㍑メガハイボールが90円で飲める!
ウインウインですな