新型ジムニーJB64 with JAWS ビッグローターキット他

お盆休みいかがでしたでしょうか?当社は本日より再開。

早速新型ジムニー開発ネタいきましょう!訪問したのはFRアルトワークスでのドリフトで有名なJAWS山本さん。

http://www.jaws-yamamoto.com/

いつもは寡黙でメカニック職人気質のJAWS弟さん。カメラを向けると避けるタイプなのに、暑さと作業台数の多さにハイになっていました(笑)。いや、ほんと、夕方になってもまだ作業できるレベルの気温ではない。

JAWS兄も心なしかいつもよりはちょっとダルそう。

「冷たいものでも飲んでいってください…」

サイダーかと思って一口、「え!?」。ビールじゃん!アカンっすって、まだ運転なのに!!!!って、よくみりゃノンアル。よかった~。でもいくら味オンチのワタシでも、これマジでビールの味に相当近い。今までのノンアルと別物。

新型ジムニー、どうですか?

「いや、もう反響が大きくてちょっとびっくりです。延長ブレーキホース、マフラーなどがすでに注文入っており、試作品が完成したばかりのラテラルロッドも、たくさん注文依頼がきていて、対応に正直困るほどです」

うわー、さすがだ。フロントに調性式ラテラルロッドがすでに装着されてる!

「リアは旧型と同じなのですが、フロントが違いましたね。正直、量産する時間が厳しいので、シルクロードさん、共同開発しましょうか?」

おっ、いいですねえ~。喜んで!ということで、純正サイズと長さなどの設定資料いただきました。急ぎましょう!

リアもばっちりきまってるなあ~。モンローサムライショックとオリジナルアップサス2.5~3インチの可変式がばっちりきまってる!

「純正ノーマルは正直、柔らかすぎますね。せっかくJB23型からパワーアップしたエンジンパワーがコーナーでは活かせません。はっきりいうと過剰に減速することになってしまいますし、人によってはぐにゃぐにゃ感が不快かも。伝統的な山登り仕様はもちろん新型でも人気になるでしょうけれど、ウチはストリート重視。普段の乗り心地を快適にしたうえで、プラスアルファ、グラベルでの走行性能を重視したキビキビ仕様を押していく予定です」

いいですね~。JB23のときは山登り仕様しか”人権”が無い”イメージ”でした。もちろんジムニーの特性を活かした仕様であり、一つの答えではあるものの、そこまで求めていない人には少々尖りすぎ。シルビアのカリカリドリフト仕様では一般道がおっかなくて走れないのと同じ。相当柔らかい脚が求められるリフトアップ以外にも、快適仕様、韋駄天仕様、そして車高短バージョンもあってもよいとおもうんですよね。なので嬉しいお話。

「そうそう、ビッグローターキットも装着確認しましたよ。新型のJB64にもばっちり装着できましたョ!」

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/brake/br_jimny

マジッスカ!嬉しい!先日、キャナスさんでも確認をしてもらいましたから、間違いなくJB64には当社のJB23の後期用の108パイビッグローターが装着可能!

しかも、さらに嬉しいことに、このビッグローターキット、特許庁から意匠登録認定の連絡が来たのです!

当社は過去いろんな商品でこういった出願登録をしてきました。これはあくまで自衛が目的。長く安心してお客様に商品提供を続けるためです。

肝心の性能は、ジムニーで様々な競技で実績を残してきたキャナス様、そして、オンロード、スプリント、ドリフトといったまったく異なるジャンルで活躍するJAWS山本様から好評価をいただいたことで、当社自身でのテストはまだですが、すでにお墨付きをいただいたも同然。オンでもオフでもドンと来い!

JB64新型Jimny × MONROE SAMURAI × CANUS テスト車両に遭遇!

キャナス様の感想は、制動のコントロール幅が増えたというもの。つまり、ブレーキによる速度コントロール性能が上がったということです。今までよりもさらにじんわりブレーキを効かせることができるので、競技でもその性能が活きてくるというもの。

ジムニーJB23 ビッグローターキット キャンペーン中 & インプレッション by JAW山本!

対するJAWS山本様はドリフト、スプリント、パワーアップがメインであり、純正ではどうしても制動力不足を感じる場面が多いとのこと。JB23をタービンチューニングし、新型JB64用のタービンも開発にかかっているJAWS様とすれば、ブレーキ制動力は上がれば上がるほど良いという判断。

ってか、もうエンジンルームになんか装着されているよ(笑)ということで、我慢しきれず、同乗インプレッションをお願いしました。ナラシ中なので、本当に穏やかな走行シーンのみですが。

いい音がします!心地良いです。これもワンオフ品ですが、量産予定のようです。それにしても新型ジムニーの静粛性はハンパ無い。相当車内は静かなので、ちょっと違和感あるほど。逆にエアクリとマフラーのサウンドはコレくらいのものが小気味良いです。

そして、気になる「世界最速完成マフラー(笑)」も音を聴かせてもらいました。とても良かったです。音量は抑えてあるのに、エアクリとマフラーで空気の吸入から排出までがスムーズになっているおかげで、エンジンの糞詰まり感が無く、スムーズにエンジンが気持ちよく廻っている感じです。音量ではなく、音質が変わっているので、これだと、ワタシのようなアラフィフも、ご近所に恥かしい思いをしない、ちょうどいい感じ。

JAWS山本では、K6A、F6Aとの長年のつきあいのノウハウを活かし、JB23ジムニーパーツを開発、発売してこられました。そして、今回、新型はエンジンが変わりましたが、もちろんそれにもどんどん対応し、従来のジムニー業界では珍しい、モワパワー、そしてオンロードスタイルという新しい提案をされています。従来のスタイルも楽しい、そしてそこにさらに新しいスタイルが加われば、ジムニーというクルマを幅広いユーザーに愉しんでいただけるようになります。

さて、仕事がおわれば、いつも丁寧にお食事にご招待していただいております。

久留米で食事といえば、もうこれ以外の選択肢はワタシにはありません。

「幸せ居酒屋 寿里(じゅり)」さん

https://shiawaseizakayajyuri.owst.jp/

福岡はグルメ県として有名ですが、その中でも久留米(クルメ)はまさにグルメタウン、というのは駄洒落好きな山本さんのセリフ。

とりあえず必ず注文するのは焼きとり。

じゅりさんの凄さは、焼き鳥の街久留米においても、焼き鳥が飛びぬけて美味く、大阪でも無いメニューが豊富なのですが、ここが居酒屋だということ。

から揚げもつくってくれますし

TONY ROMAというスペアリブ専門店通いのワタシがうなってしまうレベルのスペアリブをいとも簡単に作ってくれます。

そしてリクエストすれば、メニューには無い、ハンバーグステーキも出てきます!このハンバーグ、過去最高レベルです。ステーキを食べているかのような肉肉しさがたまりません!

またやっちまった。うますぎて、写真撮るの忘れてしまったメニューは数知れず。今日も、撮り逃し多数…

そしてとどめのシャケ茶漬け。レパートリーが多いだけではなく、全部が専門店レベルっていうのが恐ろしいお店。なのに、マスターも美人若女将も超気さく。遠方からJAWS山本にチューニング依頼するときには、観光がてら絶対よるべきお店。

なお、ご夫婦で、JAWS山本の走行会には、時々ほぼボランティアで出張ランチもしてくださる関係。

楽しい一日はあっという間です。

新型ジムニー、悔しいけど、JAWS山本さんには開発で一歩リードされています。負けられない!はやく型取り車両こないかなあ~。