試乗 GR6フィットクロスター リフトアップキット

GR6フィットクロスターのリフトアップキット、試作品が完成!

完成 GR6 フィットクロスター リフトアップキット

早速試乗。

自社商品の装着テストでこんなことを言うのもどうかと思いますが、感動ゼロ(笑)。

車高は上がっていますが、乗り心地の変化が無い。他の車両の場合は体感できる変化があったのですが…

軽自動車を除けば、ホンダのエントリーカーであるフィット。コスト優先のモデルのはず。

当然、サスペンションはお買い物仕様、無難でふわふわな適当なものだと思っていました。

ところが、クレイジーなホンダさんは、スポーツ走行でもこなせそうなサスペンションをぶち込んでいます。

同クラス帯の中では、減衰力、バネレートが高く感じますし、コントロール性能も高い。

過去リフトアップしてきた車両の大半は、スプリングの初期レートを発生させる柔らかい部分を圧縮することで、体感レートがあがったような感じに変化しました。

純正メーカーの大半が、快適性を優先するためにダルい部分を作っているのですが、ホンダではその部分を犠牲にしてでも、ハンドリングを優先したのかもしれません。キット装着をしても変化が無い理由はそれだと感じました。

[スペシャルサンクス by IMPS 4×4]
本来のリフトアップの目的は、サスペンションのストロークを長く取り、スプリングレートを低くし、大きな凹凸の荒地を走破しやすくするためのもの。

普通のクルマでは走行をためらうような場所へのアクセスが可能になります。

クルマの性能はもちろんですが、サスペンションが重要な役割を果たしています。

このような突出した性能と引換えに、一般道、特に高速域での旋廻性能は犠牲になる場合も出てきます。

すべての環境に高いレベルで適応することは難しいですから、サスペンション選びは使用目的が重要。

当社のリフトアップキットは、日常性、快適性の維持を重視。

通勤やお買い物はいつも通り。週末、レジャーでキャンプ、釣り、ドッグラン、海川遊びを楽しむユーザー向け。

多少路面が悪くても、ボディやバンパーへの衝突を回避しやすくなり、記憶に新しい豪雨での冠水時の回避力や、豪雪時のチェーン規制時の対応力は上がります。

しかし、本格クロカンのような走破性を付与するものではありません。

ノーマルの懐具合はこんな感じ。

通常フィットより30mm車高が高いクロスターですが、一般的な乗用車と似たり寄ったり。

キットを装着すれば、こんな感じ。

マックス約35~40mmで、前後とも車高を微調整可能。いわゆる ”ちょいあげ” 。

サスペンションは国交省が「指定部品」、「軽微な変更」として認定しているのでアフターパーツ装着はOK。

条件としては車高変化が40mm以内。逸脱する場合は、記載変更等の措置が必要になる場合があります。

(当社キットは純正ホイルタイヤでの車高変化の確認)

40mm以内のリフトアップに抑えているのは、車検時の負担の軽減と、ドライブシャフト等の駆動系への影響を最小限にするため。

なお、直前直左は問題なしで、衝突安全ブレーキ等への影響も最小限。ディーラーさんでリセッティングしていただければ最高(*純正ショックアブソーバーの可動範囲内なので、理論的には影響はほぼありませんが、当社では安全装置類への対応や保障はしておりません)

キット単体の装着で、補正品は原則不要。オプションとして、フロントのキャンバーボルトを設定予定。

価格は¥39,000(税別)予定。

リフトアップサスよりは割高ですが、車高を微調整して前後バランスをとれるアドバンテージがあります。

工場への移動中、テレビのニュースで気になったのは、緊急事態宣言の緩和。

当社はお上の判断を鵜呑みにせず、独自判断。6月末までの訪問営業は解除宣言後も自粛。判断次第ではお盆前後の延長も考慮。「おおげさじゃないか」という声もありましたが、国がウイルスを消滅させたわけではありません。

営業活動できない営業マンは社内で針むしろで、外食する機会も激減。

工場へのおつかいの帰りに、こっそり一人マクドナルド(笑)。すっかお馴染みとなったマック渋滞は、感染予防の意識の高さの表れ。好感をもって耐え忍びます。

ああ…

ジャンクの王様、ビッグマックが、細胞のすみずみまで染み渡る~

マックランチで失神するほど興奮するなんて、半年前には想像だにしていませんでした。

緊急事態宣言の緩和に違和感を感じています。「そのうち元通りになる」という根拠の無い幻想を抱かせます。

少なくとも現在判明している情報を冷静に受け止めれば、数年間は元通りにならないとしか思えない。

ふと、福島の人たちに「がんばれ」と応援したことを思い出しました。当時、絶望感、無力感の真っ只中で、その言葉はどう響いたんだろう… 少なくとも、今のワタシにとっては、

「がんばってどうにかなることは、とっくにやっている!どうにもならないことのほうが多い!」

という憤りの感情が大半。似たような境遇になって初めて他人の痛みがわかる。

46年間、ショップ様への直接営業で販売してきた当社にとって、営業訪問の自粛は痛手。

ありがたいことに、ユーザー様やショップ様から、当社製品の購入方法やルートを探っていただき、ご購入いただくケースが増えてきました。感謝しかありません。

今が分岐点。

「そのうち元通りになる」と信じ、ただ耐えるのか、苦しいけれど、一つずつ見直し変化するのか。

当社はオイルショックの真っ只中に起業された会社。

バブル崩壊、阪神淡路大震災、リーマンショックといった社会的危機だけでなく、会社としても46年間、さまざまな苦難を乗り越えてきました。

「自動車文化の発展に寄与する」使命は不変のまま、商品、サービス内容を時代毎に変化させてきました。

前を向いて走り続ければ、かならずゴールにたどり着けます。

会社の古いアルバムを見るたびに、勇気が沸きます。こんな時代からやってきた会社なんだ、と。

今、必要なのは、「変わる勇気」と「変える努力」。

あ、でも、40年以上続けてきた巣籠もりアニメゲーム三昧のプライベートを変える気はございません!!

2 Comments

  1. 試乗動画拝見いたしました。感動しました。開発され方が感動しないということは、純正のリフトアップキットを作ったという事ですね。メーカー品のリフトアップキットはなかなか無いです。フィットクロスターにはジムニーの時の様なパフォーマンスは求めておりません。ほんのちょっとの差別化を望んでいるだけです。シルクロードさんの開発理念が私の考えとジャストフィットしたという事でしょうか。

    1. hide satou さま

      そうおっしゃっていただき、本当にありがとうございます。

      日本では、ハードな部分よりも、内装やグリルの派手さに消費者が目をうばわれ、評価しがちなので、一番評価されないサスペンションに力を入れているホンダという会社に驚かされました。

      そんな完成度の高い脚の味付けをそのまま活かせたのは良いのですが、やはり当社もアフターパーツなので、ちょっとくらい変化してほしかったのですが(笑)

      動画までご確認いただき、本当にありがとございます。

      コロナでショップさまの新製品に対する感想やご意見が、いただきにくい状況なので、いただくコメントには本当に救われております。
      ご期待に添えるよう邁進いたしますー

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