2017年 ラストスパート

2017年、営業最終週。いよいよ仕事納めです。

すでに来年に向けて気合をいれてドンドン新商品案や試作品などがあがってきており、今日は早朝から会議でした。

これは、サクシード、プロボックス用、バンプラバー。車高を下げると常時底付きで不快な乗り心地を解消します。

 

 

先週は、年内最後の関東出張でした。

ブログ 「専門店の宝庫 関東のショップの年末」

ショップ様は皆さん、年内納車の期限などがあり大忙しなのに、営業マンのワタシに年末の食事会のお誘いを多数いただきました。ありがとうございました。お互いに商売関係のお付き合いだけではたどり着けない親しみも生まれるし、何よりシンプルにイチ人間としてお誘いはとても嬉しいものです。

まずは、死ぬ前にはナニが何でも食べたいNO1である、栃木県、那須塩原の白河ラーメン「とらや分店」。

とらや分店 紹介記事

栃木県への営業の際は必ず食べます。中毒症状がおさまらないとき、休みの日に日帰りで奈良県からこれだけを食べに走ったこともあります。

ジャスティスの藤森君に紹介していただきました。こってりトンコツがブームの時に、ダシにうるさい関西人に醤油ラーメンを勧めてもらったとき、心の中では舐めきっていました。

一口喰っておったまげ。超高級フレンチのステーキよりもウマイ… 

 

 

個人的には貧乏暇なしで(笑)、普段外食はほぼゼロのワタシですが、仕事では国内、海外の高級店、有名店に行く機会があり、ある程度の味を理解するだけの経験値は持っています。こんな味も金額も超ド級の高級熟成肉ももちろん体験していますが…

 

 

今、一番食べたいものは何か、金額度外視で、と質問されたら迷わずこのラーメンです。

営業で関東、関西、四国、九州の麺類は有名無名店を食べ歩きましたが、このラーメンの衝撃にはまったくかないません。ただの醤油ラーメンなのに…(あくまで個人的な感想です)

 

「白河系」と呼ばれる福島発祥のラーメンです。スープは単純醤油ですが、この世に存在する旨味成分すべてがギュっと凝縮されたようなパンチ力。でも、塩分などの調味料はほぼ感じないさっぱりさで、太い手打ち縮れ麺と一緒に無限に食べれそうです。ちなみに宇都宮餃子で有名な栃木県ですから、もちもちの餃子もおススメ。

 

VIPカーイベントでは常連のジャスティスさん、年末最後のラーメンご馳走様でした。

来年もラーメンよろしくお願いします。

http://www.customshop-justice.jp/

 

続いては埼玉県越谷市のシュピーゲルさん。

埼玉県というのはアフターパーツ業界では、日本で一番大きなマーケット。東京の近郊で人口が多い上、東京とは違って移動手段が車だからです。。

 

 

昨年もお誘いいただきましたが、あまりにも高級店すぎて萎縮してしまったので(笑)、今年はワタシから「ポテトフライのおいしい店」をリクエスト。店長のヘンミさんとはざっくばらんに話せますが、久しぶりにご多忙の社長とユックリ話せるチャンスなので、居酒屋が良かったのです。

 

 

シュピーゲル近所でお願いしたところ、居酒屋「はちや」さんになりました。

https://r.gnavi.co.jp/e773806/

埼玉県内のみのチェーンですが、居酒屋とは思えない食材の質の高さ。ポテトフライも8種類くらいありました!(驚愕)

 

表舞台には顔を出さない社長なので後姿のみです。

全国営業にまわっていて、ワタシが今一番勢いがあるメーカーさんだと感じています。お話を聞いていても、色んなことを考えるだけでなく、どんどんそれを実行しているヒトです。

 

 

関東での忘年会最後は、3UPの三上さんと岡崎さんとの自宅ジンギスカン!

http://www.e-3up.com/

 

 

 

このお肉、三上さんの地元の先輩のお店で買い付けています。何度かお店に行きましたが、平日でもスゴイ人気で満席も多いので、本当はNGでしょうけれど、知り合いなので肉とたれだけテイクアウト。

https://retty.me/area/PRE11/ARE50/SUB5005/100000795224/

 

 

岡崎さんは料理は適当といっていますが、サラダ一つとってもおいしいんです。インスタント調味料のおかげだとか、あっためるだけのやつだとかいいますが、はずれ無し。そしてとにかく早い!ドリフトより飲食店経営のほうが向いているのでは…

 

 

三上さんが優しく焼いてくれます(笑)

車オタクのイメージですが、実はそうではありません。話題は、日本の経済についてだったり、世界経済や政治、これから先がどうなるのかなど、時事的なものが結構多いんです。

 

 

うちの会社のMr.I氏が兼業農家なので、毎年作った新米を送っています。「これを食べるとスーパーの米が食えネエ」「太る」と愚痴りながら、岡崎さんはきっちりおかわりしています。

 

 

 

健康オタクの岡崎さんは、自分と三上さんの健康診断結果を厳しくチェックしています、食後の激甘スイーツを準備しながら…

 

 

 

 

最近は、会社の上司が部下を食事に誘うのはパワハラになる可能性もあるそうです。気持ち分かります。仕事だから、上司だから、くどくどとした愚痴と、つまらない自慢話には仕方なく付き合うけど、プライベートな時間までそれはゴメンだという気持ちはワタシも同感。

でも、食事を一緒にする、同じ釜の飯を食う、一つの鍋を箸でつつきあうことは、普段のコミュニケーションをスムーズにする効果は必ずあります。

心理学を学んだことがありますが、食べるという行為は自分の命に直結する行動です。食べなけば死にます。また、敵や捕食対象と一緒に食事をすることはありませんから、一緒に食事をするという行為は、仲間だからできる行為となり、一緒に食事をした相手は親しい対象だと認識することに繋がります。

また、割り勘が当たり前の時代ですが、昔は先輩や上司が後輩に食事をご馳走したり、デートでは男性が女性に食事をご馳走することが普通でした。現代とは違い、食べ物を獲得することが困難な原始時代、自分の食べる分だけでも確保出来ないときに、命を落とすかもしれない危険な狩猟でやっと捕まえたお肉を、他人に分け与えるという行為は、その相手がそれにふさわしく大切だからという意味も含まれていたはずです。つまり、食事をご馳走するという行為は、相手に対して「あなたがワタシにとっては大事だよ」というメッセージであり、ご馳走される側も「このヒトはワタシを大事にしたいと思ってくれている」というメッセージとして認識されるものです。

だから女性とデートに行って、口説きたいならやっぱり割り勘はダメですね…

面倒臭がらず、毎回でなくとも、何回かに一度は他人の誘いに応じてみたり、割り勘にこだわるだけでなく、たまには奢ったり、奢られたりするということも、科学的に見ても大事な行為なのではないかと思うのです。40代おっさんのたわごとです。

奈良県の本社に戻ると、お世話になっているアフターパーツ協会、ASEA様から来年の東京オートサロンの招待チケットが届いていました。

http://www.napac.jp/cms/ja/asea/about

 

 

そうだ、一ヶ月たらずでオートサロンだ!

今年もあっと言う間でした。2017年、今年最後の一週間、ラストスパート、というのが分かりやすい言葉ですが、実はワタシこの言葉嫌い。「頑張る」「努力する」「一生懸命」という言葉と同様、心理的に受け付けません。

なんというのでしょうか、頑張るって言う言葉はただのパフォーマンス。頑張るっていって頑張っているヒトは見たことがありません。やらなきゃいけないことがあれば、頑張るって言う前から自然に行動しているものです。出来ていないことがあるときは、「わかっちゃいるけど、やりたくない」というのが本音。

 

えらそうなことを書いている私は、実は今年のプロとしての営業マンの評価は30点。商品開発や販売において、今年は前半から商品の売れるルート、そしてお客さんが車に求めるニーズが大きく変化していたことをわかっていたのに、対応を怠っていたのです。

ワタシ個人の来年の商品開発のキーワードは「おひとりさま」。これを主軸に営業活動と新商品提案をすすめます。

関東出張帰りに今年一番キレイな富士山が拝めました。ヤター!